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MLB

レンジャーズは“大谷翔平キラー”を温存した? 敵将がリアル二刀流に警戒強める「怪我をさせてしまったら馬鹿みたいだ」

THE DIGEST編集部

2022.05.19

今季7度目のリアル二刀流を迎える大谷(左)。先月、満塁弾を打たれたハイム(右)にどう攻略するだろうか。(C)Getty Images

今季7度目のリアル二刀流を迎える大谷(左)。先月、満塁弾を打たれたハイム(右)にどう攻略するだろうか。(C)Getty Images

 投打で異彩を放つ天才の対戦を控える敵将が警戒を強めている。

【動画】大谷がハイムに満塁弾を許した前回対戦のシーン

 現地時間5月18日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地テキサス・レンジャーズで今季7度目の先発登板を迎える。この一戦へ向けて、前日17日の同カードでは、相手チームの“大谷キラー”が温存されていたという。地元紙『Dallas Morning News』が報じている。

 12日から5戦連続出場しながらも、17日のスタメンから外れたのが、メジャー3年目のジョナ・ハイム。4月14日に行なわれた試合での大谷との対戦では、満塁ホームランを含む2打数2安打5打点をマークした強打の捕手だ。記事によると今回のベンチスタートは、万全な状態で偉才と対戦させるための決断だったようだ。
 
 この采配について、レンジャーズの指揮を執るクリス・ウッドウォード監督は、「(スタメンに)彼の名前を入れないというのは難しい判断だった。ただ、彼のことは大事にしないとね」と率直な心境を明かし、「オオタニを相手に成功した選手はそう多くない」と話した。

 また、「もし今日の試合でハイムを休ませず毎日のようにプレーさせ、怪我をさせてしまったらバカみたいだ」と最悪の状況を想定した判断でもあったようで、「彼をクタクタにさせたくはない」ともコメント。結局、ハイムは8回に代打での出場機会があったが、四球を選んでいる。

 今季、ここまで3勝2敗、防御率2.78、WHIP0.959と上々のスタートを切っている大谷。前回苦しんだ相手との再戦となるが、はたして今回はどんな二刀流パフォーマンスが見られるだろうか――。

構成●THE DIGEST編集部

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