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好調のエンジェルスについてMLB公式で熱い議論! 二刀流の大谷翔平は「そのユニークな役割ゆえに怪我のリスクも大きい」

THE DIGEST編集部

2022.05.20

二刀流プレーヤーとして活躍を続ける大谷。はたして今季はどのような1年となるのだろうか。(C)Getty Images

二刀流プレーヤーとして活躍を続ける大谷。はたして今季はどのような1年となるのだろうか。(C)Getty Images

 念願のプレーオフ進出に向けて現地の期待も膨らんでいるようだ。

【動画】打った瞬間それとわかる、大谷の通算101号! バックスクリーン右へ特大130mアーチ

 開幕から1か月以上が経過したメジャーリーグ。現地時間5月19日、MLB公式サイトは、「パニックになるには早すぎる?不振クラブを徹底解剖」とのタイトルで特集を組んだが、そのなかで今季好調のロサンゼルス・エンジェルスについても熱い議論が展開されている。

 昨季、77勝85敗のアメリカン・リーグ西地区4位と低迷したエンジェルス。大谷翔平、マイク・トラウトといった強力な戦力を擁しながらも、2014年を最後にポストシーズンから遠ざかっていたが、今季はここまで好調を維持しており、ヒューストン・アストロズに次ぐ2位という好位置につけているのだ。

 記事内ではまず、マーク・ファインサンド記者が、「何年もの間、我々は『エンジェルスが投げることができれば…』と言い続けてきた」と近年の印象を明かしながらも、「2022年に面白いことが起こった」として投手陣の好調ぶりを指摘。アンソニー・カストロビンス記者も、「今回ばかりは投手陣が充実している」と同調を示している。

 さらに、イアン・ブラウン記者が、「大舞台で活躍するトラウトやオオタニの姿を誰もが見たいのだから、とにかく良い成績を残してほしい」と期待を示せば、ファインサンド氏は、今季の投手陣について「いずれも堅実な投球をしている。これを維持すれば、エンジェルスは正真正銘のコンテンダーであり続けるだろう」との予想を語った。

 一方、カストロビンス記者が、疑問点としてひとつ挙げているのは、「このメンバーで必要なイニングを確保できるかどうか」だ。「(ノア・)シンダーガードは2年ぶりの復帰、(マイケル・)ローレンゼンは7年ぶりの先発フルタイム、(リード・)デトマーズと(パトリック・)サンドバルはまだ地位が確立できていない」という。

 また、二刀流パフォーマンスを続けている大谷については、「そのユニークな役割ゆえに、最も大きな怪我のリスクを抱えている」ともコメント。今年から先発投手が降板後もDHとして打席に残れる“大谷ルール”が適用されたこともあり、これが大谷の疲労を助長させる一因になる可能性も否定できない。

 その後も、ブラウン記者が「オオタニの投球を見るのは、今季の記者席から見たなかで最も楽しいものだった」と話すなど、周囲から高い注目を集めている大谷。はたして今季は二刀流パフォーマンスとともに、エンジェルスを8年ぶりのポストシーズン進出に導けるだろうか――。

構成●THE DIGEST編集部

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