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侍ジャパン

史上初となる「二日連続」の日韓戦に韓国の反応は?選手・監督は意外にも…

室井昌也

2019.11.16

韓国は15日の試合でメキシコを下し、決勝進出を決めた。(C)Getty Images

韓国は15日の試合でメキシコを下し、決勝進出を決めた。(C)Getty Images

 現在開催中の野球の国際大会「プレミア12」で韓国は15日のメキシコ戦に勝利し、2位以上が確定。決勝戦で日本と対戦することになった。韓国と日本は決勝戦の前日にも試合を行うため、連日の顔合わせとなる。

 なお韓国はメキシコ戦の勝利で、台湾、オーストラリアよりも上位となり、東京オリンピック(五輪)のアジア・オセアニア地区の出場権を手にした。

 日韓戦に向け、キム・ギョンムン監督は、「五輪へのチケットがとれてこれまでの責任感が軽くなった。次の日本戦では約束通り、持っている力を出し切る。(先発投手は若手のイ・スンホが予告されたが)明日(16日)の試合が最後だったらイ・スンホではない。明後日(決勝戦)も試合があることが決まっている。疲れている選手もいるので、明日の試合ではこれまで苦労してきた選手を使うつもりだ」とコメント。

 投手のヤン・ヒョンジョンは、「日本は基本がしっかりしている選手ばかりで力もある。ハイライトで試合を見たが、いいチームで強いチームだと思った。以前よりパワーアップしたように思う。4番(鈴木誠也)もそうだし、坂本(勇人)選手は今シーズン、ホームラン40本打ったと聞いた。僕が思っていたより長打力が上がっている」と語った。
 
 日本と韓国のトップチーム同士の対戦は4年前の前回大会での準決勝以来。その試合では日本の先発投手・大谷翔平が韓国打線を7回1安打、11個の三振を奪い無失点に抑えるも、リリーフ陣が3点リードの9回裏に4点を喫し、韓国が逆転勝ち。決勝に進出した韓国はアメリカを破って、初代王者になっている。

 前回大会で日韓は準決勝11日前の大会初戦でも対戦。その試合でも大谷が先発し6回2安打10奪三振。韓国を0点に抑えて、試合は5-0で日本が完勝している。

 これまでに日本と韓国が国際大会で2日続けて試合をしたことはなく、2009年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での3月7、9日と3月17、19日の中1日が最短だ。

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