天才は天才を知る。MVP3回を誇る最強のベースボール・プレーヤーだからこそ、球史を変える男への称賛を惜しまないのだろう。
現地時間6月12日、『ESPN』による全米中継「サンデーナイト・ベースボール」は、エンジェルス本拠地で行われたメッツ戦となった。このイベントでは、試合中に選手へ個別マイクをつけて"生"の声を視聴者に届けるのが目玉の一つとなっており、この日はマイク・トラウトがさまざまな質問に回答。やはり、実況ブースがどうしてもぶつけたかった質問が、「大谷翔平」について、だ。
「ショウヘイ・オオタニと一緒にプレーしてどう?」と訊かれたトラウトは、笑みを浮かべながら開口一番、「本当に毎日驚かされているよ」と一言。そしてこう続けた。
【動画】トラウトも脱帽する圧巻の活躍! 大谷の12号含む投打ハイライトをチェック 「チームが連敗を止めた試合が象徴してるけど、マウンドで7~8回まで投げたと思ったら、自分で逆転ホームランも打っちゃうんだ。彼は本当に特別だよ」と、あのトラウトをして脱帽してもしきれないという。
さらに、「本当に多くのファンが、オオタニを見るために球場にやってくるんだ。(フィル・)ネビン監督も言ってたけど、オオタニには健康でプレーしてもらうことが重要だよね」として、"大谷フィーバー"にも言及している。
トラウトが引き合いに出した試合は、大谷が"リアル二刀流"として出場した6月9日のレッドソックス戦のことだ。チームは球団ワーストの14連敗を喫していた中、"先発投手"の大谷は7回4安打1失点の力投を見せ、"打者"・大谷も0対1とリードされた5回に逆転2ランを叩き込む圧巻のパフォーマンス。文字通り、大谷が主役となった夜だった。
この2日後には今季4度目の猛打賞を含む13号アーチもマーク。打撃不調と言われながらも、本塁打数はリーグ9位タイまで浮上するなど、徐々にその実力を発揮している。12日は休養日、明日も試合がないため、珍しくしっかり休める日々が生まれた。このリフレッシュ期間を経て、大谷は"特別な選手"として今後も輝きを放てるか注目したい。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】"打ちまくる"大谷翔平は「頭痛の種だった」。敵地メディアが「優秀なベテランでもどうにもならない」と脱帽
【関連記事】大谷翔平の"意外な一面"を米誌が特集! ヤンキースから加入した同僚が「思っていたよりもはるかに外向的だ」と語った姿とは?
【関連記事】不可解ジャッジで三球三振。大谷翔平が不満げな表情を浮かべたシーンが物議「いくらなんでも外れすぎだ!」
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「ショウヘイ・オオタニと一緒にプレーしてどう?」と訊かれたトラウトは、笑みを浮かべながら開口一番、「本当に毎日驚かされているよ」と一言。そしてこう続けた。
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さらに、「本当に多くのファンが、オオタニを見るために球場にやってくるんだ。(フィル・)ネビン監督も言ってたけど、オオタニには健康でプレーしてもらうことが重要だよね」として、"大谷フィーバー"にも言及している。
トラウトが引き合いに出した試合は、大谷が"リアル二刀流"として出場した6月9日のレッドソックス戦のことだ。チームは球団ワーストの14連敗を喫していた中、"先発投手"の大谷は7回4安打1失点の力投を見せ、"打者"・大谷も0対1とリードされた5回に逆転2ランを叩き込む圧巻のパフォーマンス。文字通り、大谷が主役となった夜だった。
この2日後には今季4度目の猛打賞を含む13号アーチもマーク。打撃不調と言われながらも、本塁打数はリーグ9位タイまで浮上するなど、徐々にその実力を発揮している。12日は休養日、明日も試合がないため、珍しくしっかり休める日々が生まれた。このリフレッシュ期間を経て、大谷は"特別な選手"として今後も輝きを放てるか注目したい。
構成●THE DIGEST編集部
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