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MLB

右手首手術で今季絶望のレンドーンが「我慢の限界だった」と吐露。試行錯誤も「良くならないところまで来てしまった」

THE DIGEST編集部

2022.06.18

またも故障に泣かされたレンドーン。今季中の復帰は絶望の見込みとされている。(C)Getty Images

またも故障に泣かされたレンドーン。今季中の復帰は絶望の見込みとされている。(C)Getty Images

 低迷中のロサンゼルス・エンジェルスにとっては”ショッキングな一報”だ。

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 現地時間6月17日、アンソニー・レンドーンは、週明けに右手首の手術を受ける予定だと発表。全治まで4~6か月を要する見込みだといい、今季中の戦列復帰は絶望的となった。8年ぶりのプレーオフ進出に向け、苦しい戦いが続くエンジェルスにとっては小さくないダメージだ。

 5月下旬に負傷者リスト入りしたレンドーンは一度復帰したものの、なかなか思うように状態が上がらず。45試合に出場していた今季の成績は、打率.228、5本塁打、24打点、OPS.707という期待外れの数字となっていた。

 そうしたなかで、14日のロサンゼルス・ドジャース戦で途中交代を強いられたベテランは、そこからはベンチからも外れていた。
 
 MLB公式サイトによると、昨季に続いて2年連続でシーズン途中の離脱となった32歳は取材に応じ、「(手術が)常に選択肢のひとつだとはわかっていた」とコメント。「毎日をどう乗り切るか考えていたが、良くならないところまで来てしまった」と決断に踏み切った経緯を明かした。

 さらに「昨日が我慢の限界だった」と苦い心境を口にしたレンドーンは、「プレーできるかどうか試そうと、新しいルーティンをこなそうとしていたんだ」と試行錯誤の日々を回顧。「試合中にもいろいろとやってみたが、どうしてもうまくいかなかった」と不本意な結果に唇を噛んでいた。

 なお、エンジェルスは同日の敵地シアトル・マリナーズ戦に1対8で敗退。直近22試合で3勝19敗と苦境が続いている。

構成●THE DIGEST編集部

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