サムライへの賛辞が他球団のライバルからも絶えない。

【動画】分析家も「おぞましいスプリット」と称賛！ 大谷翔平が６奪三振の力投で今季５勝目

　現地時間６月17日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたシアトル・マリナーズ戦で４試合ぶりにスタメンから外れ、今季５度目のベンチスタート。チームが１対８と大敗を喫したなか、代打など途中出場の機会もなく、今季３度目の完全休養となった。

　もっとも、前日の同カードでは、５勝目＆マルチ安打をマークするなど好調は維持している大谷。その活躍ぶりには、これまでも数々の選手たちが惜しみない称賛を送ってきた。そんななかで今回は2013年のナショナル・リーグMVP、オールスター５度選出のアンドリュー・マッカッチェン（ミルウォーキー・ブルワーズ）が、「彼の二刀流は驚くべきことだ」と意見を口にした。
  　現地時間17日、米放送局『Fox Sports』のポッドキャスト番組「Flippin' Bats Podcast」に出演した35歳は、「投手・大谷」について「打者であることが彼のアドバンテージになっている」と分析を始めると、「打者が何を考えているのか、それを理解したうえで投げられるからね」と持論を展開した。

　さらに、二刀流に関して「見ていて本当に驚かされる」と続けたマッカッチェンは、「願わくばそれを続けて、自分の身体に耳を傾けてほしい」と指摘。開幕からほぼフル稼働してきた事実を踏まえ、「彼は試合に必要不可欠な存在だが、まず自分のことを考える必要があると思う」とも話している。

　18日には、マリナーズとのダブルヘッダーに出場を予定している大谷。まだまだタフな闘いは続くが、はたして今後はどんなパフォーマンスが見られるだろうか――。

構成●THE DIGEST編集部

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