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ロイヤルズ左腕が明かした大谷翔平封じの肝。快心の当たりを許さなかった背景にあった“残像”「去年のことは忘れてない」

THE DIGEST編集部

2022.06.21

強打者である大谷翔平(左)に“リベンジ”を果たしたブービッチ(右)。内野安打こそ許したが、見事なピッチングだった。(C)Getty Images

強打者である大谷翔平(左)に“リベンジ”を果たしたブービッチ(右)。内野安打こそ許したが、見事なピッチングだった。(C)Getty Images

「ダメージは最小限に抑えられたね」

 球界屈指のパワーヒッターである大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)との対戦を終えたカンザスシティ・ロイヤルズの左腕クリス・ブービッチは誇らしげに語った。現地時間6月20日、敵地で行なわれたエンジェルス戦に先発登板した24歳は、今季最長となる6回(95球)を投げ、被安打6で2失点。7奪三振を記録する好投を見せた。

 ポイントとなったのは、ずばり「大谷対策」だった。

 ブービッチには忘れられない対戦があった。昨年6月に大谷と対戦した際に、甘く入ったチェンジアップを見事に捉えられ、右中間スタンドの後方470フィート(約143.3メートル)の位置まで飛ぶ、特大の一発を被弾していた。

 当時のエンジェルス指揮官であるジョー・マッドンが「この球場(エンジェル・スタジアム)であそこまで飛んだのは見たことがない」と脱帽するほどのホームランは、24歳の左腕の脳裏に鮮明に残っていた。
 
 だからこそ、リベンジだろうと、熱くなり過ぎずに細心の注意を払った。3回の第2打席にセカンドへ内野安打を打たれたが、それは深めに守っていた守備シフトによるところが大きいもの。それ以外の2打席はいずれも四球となったが、全打席で外角攻めを徹底。“被害”の拡大を最小限に食い止めた。

 試合後に地元紙『Kansas City Star』などの取材に応じたブービッチは「去年のことは忘れてなかったよ。手痛い目に遭ったんだ。だから、次に対戦した時には、自分のためにもっといい投球をしたいと思ったんだ」と力強く宣言。さらにマスクを被った正捕手サルバドール・ペレスからの助言を明かした。

「オオタニには、前回の対戦でチェンジアップとカーブで打たれたから、今日はとにかく自分の速球を信じようと思った。そのなかで3つの変化球を上手く組み合わせられた。サルビー(ペレスの愛称)から『これはここへ投げろ』とか『ここに投げ続けろ』と僕をコントロールしてくれた。彼は僕のボールが効果的になるようにリードしてくれたんだ」

 この日、エンジェルスを6対2で下したロイヤルズ。彼らに勝利をもたらしたのは、ペレスも「今季のピッチングで最高のものだった。上手く修正してくれた」と脱帽した左腕の快投だった。

構成●THE DIGEST編集部

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