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天敵を克服する140m超えの圧巻弾! 大谷翔平の今季16号に米記者は“ボンズ級”と指摘「オオタニは同じところに運んだ」

THE DIGEST編集部

2022.06.26

初球を鋭く振り抜いた大谷。貫禄を感じさせる一打は自己4番目に長い飛距離となった。(C)Getty Images

初球を鋭く振り抜いた大谷。貫禄を感じさせる一打は自己4番目に長い飛距離となった。(C)Getty Images

“天敵”からついに特大の一打が飛び出した。

 現地時間6月25日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれているシアトル・マリナーズ戦に「3番・DH」で先発出場。3回の第2打席に今季第16号となる本塁打を放った。

 直近7試合で打率. 286、長打率.571、2本塁打、7打点と好調を維持してきた偉才は、この試合では、過去の通算対戦でノーヒット(6打数無安打)と抑え込まれてきた相手先発のローガン・ギルバートをようやく“克服”する。
 
 初回の第1打席は見逃し三振に倒れていた大谷は、3回1死無塁の場面でギルバートと対峙した2打席目だった。カウント1-3からほぼ真ん中に甘く入った96.8マイル(約155.7キロ)の4シームを豪快にフルスイング。かち上げる放った打球は右中間へと高々と舞い上がりながら、ぐんぐんと飛距離を伸ばし、スタンドへ飛び込んだ。

「パッカーン」という乾いた打球音が打った瞬間にそれと分かる圧巻の一振りだった。打球速度118マイル(約189.9キロ)で、自己4番目となる462フィート(約140.8メートル)もかっ飛ばした一打には、現地記者からも賛辞が相次いでいる。

 米放送局『Bally Sports West』のコメンテーターであるエリカ・ワトソンさんは「オオタニは野球ボールを破壊した」と興奮気味にレポート。さらに米メディア『The Athletic』などに寄稿していたブレント・マグワイア記者は「これは2002年のワールドシリーズでバリー・ボンズが運んだところだ。ショウヘイ・オオタニはそこまで運んだ」と伝えている。

 苦手として剛速球投手をついに打ち砕いた大谷。偉才のギアは一気に上がってきたと言えそうだ。

構成●THE DIGEST編集部
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