ロサンゼルス・エンジェルスの勢いがどうにも上がってこない。現地時間6月28日に本拠地で行なわれたシカゴ・ホワイトソックス戦も、近年のチーム状況を象徴するような試合展開となった。
先手を取ったのはエンジェルスだった。3回に相手先発のジョニー・クエトからアンドリュー・ベラスケスとマイク・トラウト、そして大谷翔平がそれぞれソロ本塁打を放ち、文字通りの一発攻勢で3点を先制したのだ。
この3点を投手陣が守り、打線がさらに追加点を挙げ――。それがエンジェルスにとっては、理想的な展開だった。しかし、5回に5失点を喫したチームは、その後もホワイトソックス打線の勢いを食い止めきれず。結果的に17安打11失点。4対11と大敗を余儀なくされたのである。
打撃陣の援護は十分だった。大谷もすべて長打の3安打(1本塁打、2二塁打)を打ち、6試合ぶりに猛打賞を記録。直近7試合で打率.455、長打率1.091、4ホーマーと打ちまくってきた好調ぶりを発揮した。だが、チームは勝てないのである。
偉才の力でもどうにもならない。まさに"なおエ"(報道などで『なお、エンジェルスは敗れました』と言われるために誕生した俗語)を象徴するようなゲーム展開が悪目立ちしてしまう現状には、日夜、エンジェルスを追っている現地の識者も嘆かずにはいられない。米放送局『FOX Sports』のアナリストを務めているベン・バーランダー氏は、次のようにツイートした。
「マイク・トラウトは今夜もホームランを打った。ショウヘイ・オオタニは3打数3安打。それもホームランに、ツーベース2本、そして四球で出塁もしている。それなのにエンジェルスは4対10で負けているなんて。信じられないね」(試合中の投稿)
気づけば、首位ヒューストン・アストロズとは11ゲーム差だ。この差を埋めるためには、やはり大谷やトラウトの力を活かした勝利が求められる。それだけに、このホワイトソックス戦のような負け方をしないように、チームとして改めていく必要がありそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】6月男が止まらない! 大谷翔平、トラウトとの"アベック弾"。センターへの圧巻アーチに米記者も「なんてこった」と驚嘆
【関連記事】大谷翔平のMVP獲得に米記者が独自見解。「多くの人が"落ち目だ"と考えるような年」でも"可能性"が消えない理由
【関連記事】「この審判をクビにしろ!」大谷翔平への"不可解なジャッジ"に地元メディアが怒り「一度だけでなく、二度もだ!」
先手を取ったのはエンジェルスだった。3回に相手先発のジョニー・クエトからアンドリュー・ベラスケスとマイク・トラウト、そして大谷翔平がそれぞれソロ本塁打を放ち、文字通りの一発攻勢で3点を先制したのだ。
この3点を投手陣が守り、打線がさらに追加点を挙げ――。それがエンジェルスにとっては、理想的な展開だった。しかし、5回に5失点を喫したチームは、その後もホワイトソックス打線の勢いを食い止めきれず。結果的に17安打11失点。4対11と大敗を余儀なくされたのである。
打撃陣の援護は十分だった。大谷もすべて長打の3安打(1本塁打、2二塁打)を打ち、6試合ぶりに猛打賞を記録。直近7試合で打率.455、長打率1.091、4ホーマーと打ちまくってきた好調ぶりを発揮した。だが、チームは勝てないのである。
偉才の力でもどうにもならない。まさに"なおエ"(報道などで『なお、エンジェルスは敗れました』と言われるために誕生した俗語)を象徴するようなゲーム展開が悪目立ちしてしまう現状には、日夜、エンジェルスを追っている現地の識者も嘆かずにはいられない。米放送局『FOX Sports』のアナリストを務めているベン・バーランダー氏は、次のようにツイートした。
「マイク・トラウトは今夜もホームランを打った。ショウヘイ・オオタニは3打数3安打。それもホームランに、ツーベース2本、そして四球で出塁もしている。それなのにエンジェルスは4対10で負けているなんて。信じられないね」(試合中の投稿)
気づけば、首位ヒューストン・アストロズとは11ゲーム差だ。この差を埋めるためには、やはり大谷やトラウトの力を活かした勝利が求められる。それだけに、このホワイトソックス戦のような負け方をしないように、チームとして改めていく必要がありそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】6月男が止まらない! 大谷翔平、トラウトとの"アベック弾"。センターへの圧巻アーチに米記者も「なんてこった」と驚嘆
【関連記事】大谷翔平のMVP獲得に米記者が独自見解。「多くの人が"落ち目だ"と考えるような年」でも"可能性"が消えない理由
【関連記事】「この審判をクビにしろ!」大谷翔平への"不可解なジャッジ"に地元メディアが怒り「一度だけでなく、二度もだ!」