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MLB

「フラストレーションが溜まっている」トラウトは“キャリア初の不振”にイライラ隠せず。まさかの7打席連続三振

THE DIGEST編集部

2022.07.03

エンジェルスが2日続けての大敗を喫したなか、“主砲”トラウトのバットも快音から遠ざかっている。(C)Getty Images

エンジェルスが2日続けての大敗を喫したなか、“主砲”トラウトのバットも快音から遠ざかっている。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの“大黒柱”がスランプに陥っている。

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 現地時間7月2日、エンジェルスのマイク・トラウトは、敵地で行なわれたヒューストン・アストロズ戦に「2番・センター」でスタメン出場したが、4打数無安打、4三振と振るわず。前日に行なわれた同カードから7打席連続三振となり、チームは1対9で2連敗を喫した。

 アメリカン・リーグ西地区の首位チームに対し、力の差を見せつけられているエンジェルスは、これで4位に転落。開幕直後は好調をキープし、8年ぶりのポストシーズン進出へ期待が高まっていただけに、低迷が続く現状には、チームの大黒柱もイライラを隠せないようだ。
 
 アストロズ投手陣に苦戦を余儀なくされたトラウトは試合後、「いまはちょっと調子が落ちている」と自身の状態について話し始め、「明らかに少しフラストレーションが溜まっているけど、それを乗り越えていくよ」と前を向いた。MLB公式サイトが伝えている。

 さらに、「姿勢が崩れている」と自己分析すると、「そのせいでスイングが長くなってしまうんだ」ともコメント。地元紙『Orange County Register』のジェフ・フレッチャー記者によると、「2試合続けて3三振以上を喫し、一度も出塁できなかったのは、彼のキャリアで初めて」とのことだ。

 2試合連続の完敗で7月をスタートしたエンジェルス。はやくも明日でシーズンの半分に到達するが、はたして後半戦で巻き返しを見せられるだろうか――。

構成●THE DIGEST編集部

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