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「あんな姿を見るのは初めてだ」“不調”トラウトに元同僚もショック隠せず! 3連戦でまさかの9三振「スイングするたびにアウトに」

THE DIGEST編集部

2022.07.04

かつてエンジェルスでトラウトと共闘していた元同僚が、シリーズ3連戦での印象を語っている。(C)Getty Images

 大スターが極度のスランプに陥っている。

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 現地時間7月3日、敵地でヒューストン・アストロズと対戦したロサンゼルス・エンジェルスは、メジャー史上ワースト記録タイとなる1試合20三振を喫し、2対4とサヨナラ負け。同じアメリカン・リーグ西地区の首位チームに3連敗と力の差を見せつけられ、借金は今季最多の「7」に膨らんだ。

 低迷するエンジェルスのなかでも、とくに目立って結果を残せていないのが、この日、4打数無安打、2三振に終わったマイク・トラウトだ。このアストロズとのシリーズ3戦で11打席ノーヒットに終わった"主砲"は、1日から続いていた連続三振こそ「7」で止まったが、3日間で9三振という散々な内容に終始した。
 
 この結果を受け、2018年までエンジェルスに所属していたアストロズのマーティン・マルドナードは試合後、「トラウトと1年半ほど一緒にプレーしたが、彼があんなに何度も三振する姿を見るのは初めてだ。ショックを受けている」と正直な胸中を明かした。MLB公式サイトが報じた。

 さらに「彼がスイングするたび、アウトになってくれるような気がして、僕らにとってはラッキーだった」と感想を述べたマルドナードは、「彼はおそらく、このシリーズで悪い状態に陥っていて、我々はそれに付け入ることができたんだ」と続け、古巣との3連戦を総括している。

 なお、エンジェルスの大谷翔平は、1日に18号ソロを放ち、この日もタイムリー安打を放ったものの、いずれもチームに勝利に繋げられず。8年ぶりのポストシーズン進出を目指している今季だが、はたして後半戦でどこまで立て直せるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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