現地時間7月10日、ボストン・レッドソックスの澤村拓一は、本拠地で行なわれたニューヨーク・ヤンキース戦に3番手としてリリーフ登板。同点の6回から2イニングを投げて無安打無失点、2奪三振と好投し、今季初勝利(1敗)をマークしたが、その一方で物議を醸すシーンもあった。
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1点リードの7回2死、ジャンカルロ・スタントンと対峙した場面だ。2ボールから3、4球目と続けて見逃しストライクを奪うと、ファウルを挟んだ6球目は、内角高めにスプリットを投じる。打者は体を反らしたが、これもストライクで見逃し三振に。MLBの公式チャートを見ると、この3球すべてがストライクゾーンから外れた球だった。
この判定には、ヤンキースのアーロン・ブーン監督も納得がいかない様子で球審に猛抗議。最終的に、暴言で退場させられる事態まで発展した。試合後、レッドソックスの地元放送局『NESN』は、「ブーン監督が、日曜日のストライクゾーンに満足していなかった」と書き始め、同シーンの様子を記事内でレポートしている。
また抗議の際、ブーン監督が指で「6」を示していたが、この仕草には「おそらく(審判のトリップ・)ギブソン氏に誤審数を知らせたのだろう」と分析。「ダグアウトの上段から吠え続け、ついには球場から追い出された」と記述し、最後は、「中盤までの4点リードが消え、フラストレーションが溜まっていたのかもれない」と結んでいる。
なお、試合はレッドソックスが11対6で勝利。同地区ライバルとの4連戦を2勝2敗で終えている。
構成●THE DIGEST編集部
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1点リードの7回2死、ジャンカルロ・スタントンと対峙した場面だ。2ボールから3、4球目と続けて見逃しストライクを奪うと、ファウルを挟んだ6球目は、内角高めにスプリットを投じる。打者は体を反らしたが、これもストライクで見逃し三振に。MLBの公式チャートを見ると、この3球すべてがストライクゾーンから外れた球だった。
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