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MLB

澤村拓一の投球判定にヤンキース監督が激怒→退場! レッドソックス地元放送局は「フラストレーションが溜まっていた」と指摘

THE DIGEST編集部

2022.07.11

今季初勝利を挙げた澤村(左)だが、ヤンキースのブーン監督(右)は判定に猛抗議し、退場させられる場面があった。(C)Getty Images

今季初勝利を挙げた澤村(左)だが、ヤンキースのブーン監督(右)は判定に猛抗議し、退場させられる場面があった。(C)Getty Images

 現地時間7月10日、ボストン・レッドソックスの澤村拓一は、本拠地で行なわれたニューヨーク・ヤンキース戦に3番手としてリリーフ登板。同点の6回から2イニングを投げて無安打無失点、2奪三振と好投し、今季初勝利(1敗)をマークしたが、その一方で物議を醸すシーンもあった。

【動画】澤村が2イニング完全救援も…。“不可解な三振判定&ブーン監督の激怒シーン”をチェック

 1点リードの7回2死、ジャンカルロ・スタントンと対峙した場面だ。2ボールから3、4球目と続けて見逃しストライクを奪うと、ファウルを挟んだ6球目は、内角高めにスプリットを投じる。打者は体を反らしたが、これもストライクで見逃し三振に。MLBの公式チャートを見ると、この3球すべてがストライクゾーンから外れた球だった。

 この判定には、ヤンキースのアーロン・ブーン監督も納得がいかない様子で球審に猛抗議。最終的に、暴言で退場させられる事態まで発展した。試合後、レッドソックスの地元放送局『NESN』は、「ブーン監督が、日曜日のストライクゾーンに満足していなかった」と書き始め、同シーンの様子を記事内でレポートしている。

 また抗議の際、ブーン監督が指で「6」を示していたが、この仕草には「おそらく(審判のトリップ・)ギブソン氏に誤審数を知らせたのだろう」と分析。「ダグアウトの上段から吠え続け、ついには球場から追い出された」と記述し、最後は、「中盤までの4点リードが消え、フラストレーションが溜まっていたのかもれない」と結んでいる。

 なお、試合はレッドソックスが11対6で勝利。同地区ライバルとの4連戦を2勝2敗で終えている。

構成●THE DIGEST編集部

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