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「何て始まりだ!」大谷翔平、カーショウから“有言実行”の初球打ちで球宴初ヒット→直後に牽制死に現地記者も“ご満悦”「これだけで入場料を払う価値がある」

THE DIGEST編集部

2022.07.20

見事オールスター初ヒットを記録した大谷。しかし、この直後、まさかのプレーに場内も熱狂。(C)Getty Images

見事オールスター初ヒットを記録した大谷。しかし、この直後、まさかのプレーに場内も熱狂。(C)Getty Images

 夢の大舞台でも、大谷翔平“らしさ”全開のスタートだった。

 現地時間7月19日、ドジャー・スタジアムで行なわれているオールスターゲームに、ア・リーグの「1番・DH」でスタメン入りした大谷は初回、ナ・リーグ先発左腕クレイトン・カーショウ(ロサンゼルス・ドジャース)からオールスター初ヒットを、初球でセンター前に運んで決めて見せた。

 前日に開かれた記者会見で「思い切って初球からフルスウィングしたい」宣言していたが、まさに文字通りの有言実行。全米が注目する対決で外角の少し外れたボールにも積極的に手を出す。バットが折れたような形となったが、そこは希代の天才スラッガーだ。自慢のパワーで見事ヒットに変えたのだった。

 ただ、大谷“らしさ”はこの後にも訪れる。満面の笑みを浮かべながら二塁への盗塁をうかがっていると、大投手カーショウはその動きを察知。大谷は逆をつかれて、まさかの牽制アウトとなってしまったのだ。場内も大盛り上がりの中、大谷自身も恥ずかしさも混じったような笑顔を浮かべていた。
 
 オールスターで先頭打者が初球をヒットにするのは史上3人目。それでいて、牽制死の“オマケ”もついたのだから、盛り上がらないわけがない。

 大手スポーツメディア『The Athletic』のルーカス・ウィース記者が「初球、ファーストスウィングでオオタニがカーショウからヒットを打ってオールスターが開幕。そしてカーショウがオオタニを一塁で刺す。なんて始まりだ!」と興奮すれば、『LA Times』のサミー・ロス記者も開演早々の攻守のハイライトに「これだけで入場料を支払う価値がある」と笑顔を浮かべていた。

 最終的な結果はどうあれ、まずは球宴初ヒットを記録できた大谷。さまざまな選手を起用する関係で打席は多くて3打席となると思われるが、果たして2打席目はどんなプレーを見せてくれるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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