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「どれだけ称賛しても称賛しきれない」大谷翔平はMVPだ! 元サイ・ヤング賞投手も唸る偉才の“価値”

THE DIGEST編集部

2022.07.24

ブレーブス戦では終盤に大量失点を喫して敗れた大谷。しかし、そのポテンシャルに対する評価は揺るぎない。(C)Getty Images

ブレーブス戦では終盤に大量失点を喫して敗れた大谷。しかし、そのポテンシャルに対する評価は揺るぎない。(C)Getty Images

 投手としての力が日増しに洗練され、メジャートップクラスの打者たちをも苦しめている。ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が見せるそれだ。

 現地時間7月22日に行なわれたアトランタ・ブレーブス戦で「1番・DH兼投手」としてマウンドに立った大谷は際立っていた。試合序盤からピリついた投手戦が展開されたなかで、渡米後自己最速となる101.2マイル(約162.9キロ)の4シームに加え、スライダーとスプリットがキレにキレ、6回までに11奪三振をマーク。昨季世界一を飾った相手打線を無失点に抑えていた。

 7回に6月2日のニューヨーク・ヤンキース戦以来となる複数アーチを被弾。一挙に6失点を喫し、チームを勝利には導けず。1918年のベーブ・ルース以来となる「シーズン二桁勝利&二桁本塁打」はお預けとなった。

 自身の投手としての連勝も「6」で止まったが、苦しい展開で見せた安定感のある投球は、やはり図抜けたものがあった。それは相手先発で、メジャー15年目のチャーリー・モートンが「なんてすごい投手だと思いながら見ていた」と振り返る通りである。

 この試合でメジャー5年目にして初となる規定投球回に到達。ブレーブス打線に打ち込まれ、防御率は「2.30」に悪化したが、MLB全体のランキングでは依然としてTOP10内の9位に食い込んでいる。その事実も彼の凄みを物語る一例だろう。

 打者としてもすでに19本塁打、56打点、10盗塁と上々のスタッツをマーク。まさに異次元の活躍を続けている大谷だけに、おのずと高まっているのが、日本人史上初となる2年連続シーズンMVP獲得への期待だ。すでに周知の通り、今季はすでに35本塁打を放っているアーロン・ジャッジとの競争が予想されるなかで、28歳のサムライに熱視線を向ける人々は、やはり少なくない。
 
 現地時間7月21日にMLBの公式ネットワーク番組『MLB Tonight』で組まれた特集内では、かつてサンディエゴ・パドレスなどで活躍し、2007年にサイ・ヤング賞に輝いたジェイク・ピービーが「僕らには不思議な感覚がある」として、大谷のMVPに太鼓判を押した。

「いままでオオタニのような存在は見たことがなかったのに、僕らは彼がしていることを当たり前だと思っている節がある。彼はどれだけ称賛しても称賛しきれない。どれだけの言葉で表現しても語りつくせないんだ。間違いなく、今リーグでベストなピッチャーの一人で、リーグでベストなバッターの一人だ。筆舌に尽くしがたいというか、ただ脱帽だね。『最も価値がある』という点においては、彼こそがMVPだ」

 ジャッジのパフォーマンスが強烈なのは確かである。アメリカン・リーグ東地区で2位タンパベイ・レイズに12ゲーム差をつけ、首位を独走するヤンキースを牽引しているのは、間違いなく彼だ。

 しかし、だ。今季も「ベーブ・ルース以来」という記録をいくつも掘り起こし、それを達成している大谷の“価値”は、ピービーが言うように唯一無二。やはりMVPにふさわしいのではないかと思えてならない。

 ここからリーグ後半戦が深まり、より熾烈になっていくであろうMVPレース。大谷とジャッジをはじめとする候補者たちのパフォーマンスを興味深く見守りたい。

構成●THE DIGEST編集部

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