各方面からサムライの獲得を熱望する声が上がっている。現在、トレード市場で小さくない注目度を集めている大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）だ。

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　現地時間８月２日のデッドラインが迫り、現地で去就に対する関心が高まっている大谷。2023年シーズン終了後にフリーエージェント（FA）となるが、依然としてエンジェルスとの契約延長オファーにサインしておらず、トレードを含めたさまざまな噂が球界に飛び交っている。

　それゆえ、他球団の地元メディアからは加入を熱望する声も少なくない。７月27日には、ヒューストン・アストロズの地元局『ESPN 97.5 Houston』が、公式ツイッターに「MLB史上最もショッキングなトレードを成功させるために何が必要だろうか？」と綴り、一本の動画を掲載した。
　動画内では、同局内の番組『The Wheelhouse』でホストを務めるコーディ・ストゥーツ氏が、「もしこれが実現すれば、野球史に残るような大波乱になるかもしれない」と前置きしたうえで、「アストロズはショウヘイ・オオタニをトレードで獲得すべきだ」との主張を熱く展開している。

　また、DHで活躍しているヨーダン・アルバレスに関して、「外野で何度もプレーしなければならなくなる」と懸念を示しながらも、「もしオオタニがアストロズ打線に加わるなら、どれだけ守備につくかなんて誰が気にするだろうか」と言及。「半分オールスター・チームのようになる」と“夢のラインナップ”に胸を膨らませているようだ。

　さらに、ストゥーツ氏は、「おそらく現在先発ローテーションにいる誰かが犠牲になってしまう」とも語っていたが、はたして今夏に大谷のトレードは行なわれるのだろうか。今後も動向を注意深く見守りたい。

構成●THE DIGEST編集部

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