現地時間7月29日、ロサンゼルス・エンジェルスは、本拠地でテキサス・レンジャーズと対戦。7回で相手先発マーティン・ペレスが、フィル・ゴスリンを見逃し三振に仕留めた1球が現地でも物議を醸している。
【動画】「ヘルナンデス審判よりも酷い」と話題!ゴスリンも激怒した"疑惑の判定"をチェック
問題となっているのは、7回2死走者二塁の場面だ。左腕ペレスがフルカウントから投じた7球目は外角低めに大きく外れ、ゴスリンは堂々と見送る。四球を確信したゴスリンが、バットを投げて一塁へ向かおうとした瞬間、球審はストライクと判定。納得のいかないゴスリンは、球審に抗議。ネビン監督代行も怒りを露わにすると、スタンドからも大ブーイングが巻き起こった。
メジャーでは何度も繰り返される不可解ジャッジに米識者からは、様々な意見が飛び交っている。MLB公式サイトでエンジェルス番を務めるレット・ボリンジャー氏は「フィル・ゴスリンは、カルロス・トーレス球審のストライクコールに納得できなかったようだ」と実際の映像を共有した上で、ゴスリンが球審に詰め寄った場面をSNS投稿している。
さらに、エンジェルスの地元ラジオ局『KLAA』の番組でホストを務めているロジャー・ロッジ氏は、誤審が多いと知られる名物審判と比較したうえで、「私たちは、あのエンジェル・ヘルナンデスよりも酷い審判を見つけたというのか? これは、ストライクゾーンからボール2個分ほど離れている」と皮肉たっぷりにツイートしている。
先日、MLBコミッショナーであるロブ・マンフレッド氏は、2024年シーズンから"ロボット審判"を導入する考えがあると発表したばかり。はたして野球は今後どう変わっていくのか――。
構成●THE DIGEST編集部
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