熱戦が続いている夏の甲子園。ドラフト候補となる選手たちにとっては最大のアピールの場となるが、その日に登場した有力選手のプレーぶりについて紹介していく。大会6日目は高校ナンバーワン外野手の呼び声高い浅野翔吾(高松商)を筆頭に以下の4人をピックアップした。
●浅野翔吾(高松商3年・外野手):6打席4打数3安打2本塁打4打点2四死球
高い注目のなかで迎えた初戦で2打席連続ホームランを含む3安打4打点の大活躍。圧倒的な結果を残してみせた。2本のホームランはいずれもツーストライクに追い込まれてからで、1本目は外角のストレートを右中間、そして2本目は変化球を引っ張って弾丸ライナーでレフトスタンドへ放り込んだ。その打ち分け方は単なるパワーだけでなく、対応力の高さも感じられた。
甲子園球場の"名物"とも言える特有の浜風に苦しむ傾向にある右打者が、難なく右中間へ運ぶという打撃は、やはり凄いというほかない。ヘッドの走りは抜群で、打球を飛ばすコツを知っているように見える。守備の局面で少し気が抜けたようなプレーが目立ったのはいささかきになったが、脚力と肩の強さもあり、外野手としての総合力の高さは抜群。今秋のドラフトでは1位の12人に入ってくる可能性も十分にあるだろう。
●黒田義信(九州国際大付3年・外野手):4打席3打数1安打1犠打
変則サウスポーの吉村優聖歩(明徳義塾)に苦しみ快音は聞かれず。守備でも平凡なゴロをエラーするなど少し不本意な結果に終わったが、それでも決勝点を呼び込むセーフティーバント(記録は内野安打とサードのエラー)を決めるなど随所に持ち味を発揮した。
セーフティーバントと送りバントをした際の一塁到達タイムはそれぞれ3.77秒、3.67秒と見事な値で、すぐにトップスピードに入る脚力は大きな魅力。センターからの返球も選抜と比べて明らかに力強くなった。次戦以降は打撃でも本来のパフォーマンスを見せてくれることを期待したい。
●浅野翔吾(高松商3年・外野手):6打席4打数3安打2本塁打4打点2四死球
高い注目のなかで迎えた初戦で2打席連続ホームランを含む3安打4打点の大活躍。圧倒的な結果を残してみせた。2本のホームランはいずれもツーストライクに追い込まれてからで、1本目は外角のストレートを右中間、そして2本目は変化球を引っ張って弾丸ライナーでレフトスタンドへ放り込んだ。その打ち分け方は単なるパワーだけでなく、対応力の高さも感じられた。
甲子園球場の"名物"とも言える特有の浜風に苦しむ傾向にある右打者が、難なく右中間へ運ぶという打撃は、やはり凄いというほかない。ヘッドの走りは抜群で、打球を飛ばすコツを知っているように見える。守備の局面で少し気が抜けたようなプレーが目立ったのはいささかきになったが、脚力と肩の強さもあり、外野手としての総合力の高さは抜群。今秋のドラフトでは1位の12人に入ってくる可能性も十分にあるだろう。
●黒田義信(九州国際大付3年・外野手):4打席3打数1安打1犠打
変則サウスポーの吉村優聖歩(明徳義塾)に苦しみ快音は聞かれず。守備でも平凡なゴロをエラーするなど少し不本意な結果に終わったが、それでも決勝点を呼び込むセーフティーバント(記録は内野安打とサードのエラー)を決めるなど随所に持ち味を発揮した。
セーフティーバントと送りバントをした際の一塁到達タイムはそれぞれ3.77秒、3.67秒と見事な値で、すぐにトップスピードに入る脚力は大きな魅力。センターからの返球も選抜と比べて明らかに力強くなった。次戦以降は打撃でも本来のパフォーマンスを見せてくれることを期待したい。
関連記事
- 【甲子園「注目野手」10人】高松商・浅野と大阪桐蔭・松尾を絶対に見逃すな。“村神様”の弟・慶太のパワフルな打撃にも期待<SLUGGER>
- 【2022ドラフト候補ランキング|1~10位】トップ2は矢澤&蛭間で変わらず。日本文理・田中も“二刀流”に可能性を秘める<SLUGGER>
- 【2022ドラフト候補ランキング|11~20位】専修・菊地、大阪ガス・河野ら本格派右腕が存在感。高校&大学ナンバーワン捕手も登場<SLUGGER>
- 「大谷のトレード価値は今後下落するだろう」現地メディアがエンジェルスを夏の移籍市場の“負け組”に挙げる理由<SLUGGER>
- 二軍球場で聞いた「大谷翔平MVP」の報ーー“偉才”が遠い存在となった今、藤浪晋太郎は何を思うのか?