菊池雄星(トロント・ブルージェイズ)が最強スラッガーに痛烈な一打を浴びた。
現地時間8月26日、本拠地ロジャース・センターにて行なわれたロサンゼルス・エンジェルスとの3連戦の初戦。0対7とビハインドの6回に2番手としてマウンドに上がった菊池だったが、2発のホームランを浴びた。
【動画】「トロントの夜じゃない」と嘆きも。エンジェルスの主砲トラウトに一発を浴びた菊池をチェック
1イニング目は上々だった。菊池は先頭のデビッド・フレッチャーにこそストレートの四球を与えたものの、その後はスライダーを巧みに使い、マイク・トラウトを空振り三振、大谷翔平を一ゴロ、ルイス・レンヒーフォを空振り三振と立ち直った……はずだった。
そのまま続投した31歳は、7回にも2者連続で三振を奪った。だが、ジョー・アデルに低めのスライダーを上手く救い上げられ、左翼スタンドへと運ばれる。さらに続く8回には、1死からフレッチャーに中安打を許すと、続くトラウトには外角低めのスライダーを右フェンスの奥へと持っていかれた。
前回登板ではコントロールが定まらず2/3回、4四死球、1失点で涙を飲んだ菊池だが、この日は3回を投げ6奪三振を記録しただけに、被安打3、被本塁打2、3失点を喫す、悔しい結果となった。
この不運ともいえる成績にブルージェイズ番の記者らは嘆く。自身のYouTubeチャンネルでブルージェイズ選手の魅力を余すことなく伝えるケビン・ゴード氏は「なぜトラウトはこんなことが出来るの?」とエンジェルス主砲の凄さを驚きをもって報じた。また、公式メディア『MLB.com』のブルージェイズ番キーガン・マシソン記者は、「マイク・トラウトがユウセイ・キクチを攻略した」「トロントの夜じゃない」と悲しんだ。
打線が繋がらず12対0で敗退したブルージェイズ。それでも68勝56敗でワイルドカードでポストシーズン進出圏内につけている。大事な終盤戦、菊池はチームに貢献できるだろうか。今後の試合展開にも注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】コントロールが全く定まらず…菊池雄星の散々な投球を現地記者が辛辣評価「大量リードの場面でしか使えないリリーバー」
【関連記事】「もう我慢の限界だ」4回途中6失点の菊池雄星に地元紙は酷評。監督代行は今後の起用を濁すも「もう先発させる余裕はない!」
【関連記事】菊池雄星がリリーフ配置転換。監督代行は期待も、地元記者からは異議「ブルペン効果が上がるとは思えない」
現地時間8月26日、本拠地ロジャース・センターにて行なわれたロサンゼルス・エンジェルスとの3連戦の初戦。0対7とビハインドの6回に2番手としてマウンドに上がった菊池だったが、2発のホームランを浴びた。
【動画】「トロントの夜じゃない」と嘆きも。エンジェルスの主砲トラウトに一発を浴びた菊池をチェック
1イニング目は上々だった。菊池は先頭のデビッド・フレッチャーにこそストレートの四球を与えたものの、その後はスライダーを巧みに使い、マイク・トラウトを空振り三振、大谷翔平を一ゴロ、ルイス・レンヒーフォを空振り三振と立ち直った……はずだった。
そのまま続投した31歳は、7回にも2者連続で三振を奪った。だが、ジョー・アデルに低めのスライダーを上手く救い上げられ、左翼スタンドへと運ばれる。さらに続く8回には、1死からフレッチャーに中安打を許すと、続くトラウトには外角低めのスライダーを右フェンスの奥へと持っていかれた。
前回登板ではコントロールが定まらず2/3回、4四死球、1失点で涙を飲んだ菊池だが、この日は3回を投げ6奪三振を記録しただけに、被安打3、被本塁打2、3失点を喫す、悔しい結果となった。
この不運ともいえる成績にブルージェイズ番の記者らは嘆く。自身のYouTubeチャンネルでブルージェイズ選手の魅力を余すことなく伝えるケビン・ゴード氏は「なぜトラウトはこんなことが出来るの?」とエンジェルス主砲の凄さを驚きをもって報じた。また、公式メディア『MLB.com』のブルージェイズ番キーガン・マシソン記者は、「マイク・トラウトがユウセイ・キクチを攻略した」「トロントの夜じゃない」と悲しんだ。
打線が繋がらず12対0で敗退したブルージェイズ。それでも68勝56敗でワイルドカードでポストシーズン進出圏内につけている。大事な終盤戦、菊池はチームに貢献できるだろうか。今後の試合展開にも注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】コントロールが全く定まらず…菊池雄星の散々な投球を現地記者が辛辣評価「大量リードの場面でしか使えないリリーバー」
【関連記事】「もう我慢の限界だ」4回途中6失点の菊池雄星に地元紙は酷評。監督代行は今後の起用を濁すも「もう先発させる余裕はない!」
【関連記事】菊池雄星がリリーフ配置転換。監督代行は期待も、地元記者からは異議「ブルペン効果が上がるとは思えない」