連日の大活躍だ。ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平である。
現地8月28日に敵地で行なわれたトロント・ブルージェイズ戦に、大谷は、「3番・DH」で先発出場。4打数3安打の固め打ちをするとともに、7回の第4打席には28号ホームランを放ち、エンジェルスの8対3と大勝劇に貢献した。
前日に“リアル二刀流”で、相手エースのアレック・マノーアとの緊張感のある投手戦を制していた大谷。そんな偉才にこの日、最大の見せ場が訪れたのはチームが4対1とリードしていた7回表2死二塁の好機で迎えた第4打席だった。
相手3番手ティム・メイザと対峙した背番号17は、カウント2-2から真ん中に甘く入ってきたシンカーを逆方向へとかち上げる。すると、打球はみるみると飛距離を伸ばしていき、レフトスタンドに着弾。10試合ぶりとなる一発となった。
このダメ押しの一打を含む猛打賞で、ふたたび存在感を示した大谷には、現地の記者たちも賛辞を惜しまない。
米メディア『The Athletic』などに寄稿しているブレント・マグワイア記者は、今季の大谷が三振率(34%)とK/BB(27.6%)がリーグトップでありながら、本塁打数(28)とwRC+(142)がトップ20に入るのを示したうえで、「彼は本当に異常な存在だ」と強調した。
「もう彼の二刀流でのスターダムは1年以上前から見てはいるが、いまだに投打としての成績は信じがたいものがある」
また、敵地の記者も大谷の奮闘には愕然。トロントの地元紙『Toronto Star』のコラムニストであるマイク・ウィルナー氏は「オオタニがメイザをとらえた。28号で6対1になった。待ってくれ、この男がMVPじゃないなんてあり得るのか?」と訴えた。
文字通りMVP級の活躍でチームの連勝に貢献した大谷。その快進撃に対する反響はしばらく収まりそうにない。
構成●THE DIGEST編集部
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前日に“リアル二刀流”で、相手エースのアレック・マノーアとの緊張感のある投手戦を制していた大谷。そんな偉才にこの日、最大の見せ場が訪れたのはチームが4対1とリードしていた7回表2死二塁の好機で迎えた第4打席だった。
相手3番手ティム・メイザと対峙した背番号17は、カウント2-2から真ん中に甘く入ってきたシンカーを逆方向へとかち上げる。すると、打球はみるみると飛距離を伸ばしていき、レフトスタンドに着弾。10試合ぶりとなる一発となった。
このダメ押しの一打を含む猛打賞で、ふたたび存在感を示した大谷には、現地の記者たちも賛辞を惜しまない。
米メディア『The Athletic』などに寄稿しているブレント・マグワイア記者は、今季の大谷が三振率(34%)とK/BB(27.6%)がリーグトップでありながら、本塁打数(28)とwRC+(142)がトップ20に入るのを示したうえで、「彼は本当に異常な存在だ」と強調した。
「もう彼の二刀流でのスターダムは1年以上前から見てはいるが、いまだに投打としての成績は信じがたいものがある」
また、敵地の記者も大谷の奮闘には愕然。トロントの地元紙『Toronto Star』のコラムニストであるマイク・ウィルナー氏は「オオタニがメイザをとらえた。28号で6対1になった。待ってくれ、この男がMVPじゃないなんてあり得るのか?」と訴えた。
文字通りMVP級の活躍でチームの連勝に貢献した大谷。その快進撃に対する反響はしばらく収まりそうにない。
構成●THE DIGEST編集部
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