現地時間８月29日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたニューヨーク・ヤンキース戦に「３番・DH」で先発出場。29号２ランを含む４打数２安打２打点の活躍を見せ、４対３でチームの勝利に貢献した。

【動画】片手一本でライトスタンドへ！大谷翔平の“技ありの一発”をチェック

　５回の第３打席の場面だった。相手先発フランキー・モンタスと対峙した大谷は、カウント１-２から投じられた４球目のスプリットを捉えると打球はぐんぐん伸びて右翼スタンドへ。外角低めの難しいボールを片手一本で放り込む技ありの一発を放ち、チームを４連勝に導いた。

　試合後のインタビューで、スプリットの低い球をどうやってホームランにしたのか聞かれると大谷は、「素晴らしいピッチャーなのでスプリットも素晴らしいボールですし…。ただ今日は数多く見ることができたので、たまたま最後にいい形になったと思います」と振り返っている。

　去年は満票でMVPを獲得した大谷。どうやってモチベーションを保っているかについては「やっぱり勝ちたいなという気持ちで…。今チームはトータルで見たら厳しい状況ですけど、最近はいい勝ち方が多いので、もっともっといい勝ちを積み重ねられるように頑張っていきたいと思います」と前向きなコメント。
  　なお、この日はMVPを争うジャッジとの直接対決ということもあり、４万4537人の観客が球場に詰めかけた。エキサイティングな試合でプレーする喜びについてサムライは「見る分にはやっぱり楽しいですし、お客さんもたくさん入ってくれて選手としては、やりがいがある試合だと思っているので、明日あさってと勝てるように頑張りたいなと思います」と明かした。

構成●THE DIGEST編集部

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