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MVPレースでも存在感! 大谷翔平の弾丸31号に米記者も熱狂「ジャッジは別次元。だが、ここに唯一無二の男がいる」

THE DIGEST編集部

2022.09.06

打った瞬間にそれと分かる一打を放った大谷。その当たりに球場も一瞬静まり返った。(C)Getty Images

「パカーンッ」という乾いたバットの快音がアナハイムの夜空に響いた。

 現地時間9月5日に本拠地で行なわれているデトロイト・タイガース戦で、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は「3番・DH」でスタメン出場。2対0で迎えた3回の第2打席に3試合ぶりとなる今季31号を放った。

 打った瞬間の当たりだった。1死二塁の局面で相手先発左腕のタイラー・アレクサンダーと対峙した背番号17は初球にほぼど真ん中に投じられた90.4マイル(約145.5キロ)の直球をジャストミート。本人が打った直後に確信めいて見送った打球は、111.4マイル(約179.2キロ)で飛んでいき、ライトフェンスの上部を直撃。フィールド内に跳ね返ってきたものの、ホームランとして認定された。
 
 試合直前にアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)がシーズン54号を放ち、MVP論争が傾きかけていた。そうしたなかで、年間37本ペースとして、ふたたび存在感をアピールした二刀流の偉才には現地記者も驚きを隠さない。

 地元ラジオ局のアナウンサーであるトレント・ラッシュ氏は、「オオタニがロケットを打ち込んだ」と興奮気味にレポート。さらに「ジャッジは史上最高のパワーシーズンを送っている。まるで別次元にいるのは間違いない」とし、「ただ彼は唯一無二ではなく、そしてアナハイムには唯一無二の男がいる」と大谷の凄みを訴えた。

 ライバルに負けず劣らずの存在感を示した大谷。ここにきて、調子をあげている男からはますます目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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