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プロ野球

「ただいまです!」西武・金子侑司が復帰即“攻守”で躍動!心配された怪我には「もう大丈夫。温かく見守って」

THE DIGEST編集部

2022.09.11

好調ぶりをアピールした金子。8月以来のスタメン復帰に球場は歓喜に包まれた。写真:THE DIGEST写真部

好調ぶりをアピールした金子。8月以来のスタメン復帰に球場は歓喜に包まれた。写真:THE DIGEST写真部

 1軍復帰した西武の“スピードスター”が辻監督の期待に応えた。

 9月11日、西武の金子侑司は、本拠地ベルーナドームで行なわれた日本ハム戦に「1番・レフト」で先発出場。攻守に躍動し、3対0でチームの勝利に貢献した。

【動画】スタメン起用に応えた!金子侑司の“華麗な”スライディングキャッチはこちら

 まずは守備で見せた。1対0と1点リードで迎えた3回表の場面、相手3番・近藤健介の左中間への飛球を、金子は素早くスライディングキャッチ。快足を飛ばした見事なプレーに球場は大きな拍手と歓声が沸き起こった。

 そして3回裏、先頭打者として打席に入った背番号7は、相手先発ポンセが投じた7球目を振り抜くと、打球は右中間を超える三塁打に。無死三塁のチャンスを作ると、後続の源田壮亮も3ベースヒット、森友哉が犠牲フライを放ち2点を追加。リードをさらに広げた。

 8月2日以来のスタメン復帰となった金子は、試合後のインタビューで「ただいまです!」と一言。どんな思いで今日の試合に臨んだのか聞かれた32歳は、「びっくりしたんですけど、今年は本当に怪我が多くて、情けないですし、不甲斐なくて…。今回は最後まで残れるように、チームの力になれるように頑張りたいと思います」とコメント。

 さらに、3回の攻守については「戻ってきてめちゃくちゃ緊張していたので、必死にいきました。(與座海人を)なんとか助けられて良かったと思います」と振り返ると、続けて「もう大丈夫です。温かく見守ってください」と状態の良さをアピールし、ファンを安堵させた。

「本当に長い間、一軍にいなくて…。それでも今日も名前が呼ばれた時に、すごい声援をいただいて本当に嬉しかったです。残りわずかですが、優勝に貢献できるように1試合1試合頑張っていきたいと思います」
 
 なお、この日はオリックスが敗戦し、ソフトバンクが勝利したため、西武は2位に浮上。わずかな勝率でソフトバンクが首位に立ったが、再び1位から3位まではゲーム差なしの大混戦となっている。

構成●THE DIGEST編集部

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