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プロ野球

【8月の投打部門別ベスト3:パ・リーグ】楽天の主砲・島内が“四冠”の大活躍!投手部門は宮城、山本、髙橋が激しいトップ争い<SLUGGER>

藤原彬

2022.09.07

吉田に代わって存在感を発揮してきた島内(右)が月間MVPの有力候補。投手部門は熾烈だが、宮城(左)が一歩リードか?写真:塚本凛平(THE DIGEST写真部)

吉田に代わって存在感を発揮してきた島内(右)が月間MVPの有力候補。投手部門は熾烈だが、宮城(左)が一歩リードか?写真:塚本凛平(THE DIGEST写真部)

 9月7日に8月の月間MVPが発表されるのを前に、投打各部門の月間トップ3を紹介する。今回はパ・リーグ編だ。

【野手】
●OPS ※60打席以上
1位 島内宏明(楽天) 1.100
2位 吉田正尚(オリックス) 1.022
3位 近藤健介(日本ハム) .968

 7月から1位と2位が入れ替わり、島内がトップに立った。島内は長打率(.660)、吉田は出塁率(.440)と、いずれも2か月続けてリーグベストとチームを牽引。OPS4位は安田尚憲(ロッテ)のOPS.948で、貧打に苦しむチームで明るい話題になった。なお、甲斐拓也(ソフトバンク)は出塁率.205/長打率.194/OPS.400のすべてでリーグワーストに沈んだ。

●打率 ※60打席以上
1位 島内宏明(楽天) .381
2位 吉田正尚(オリックス) .337
3位 荻野貴司(ロッテ) .326

 こちらもOPSと同じく、島内と吉田がワンツーフィニッシュ。3位の荻野も7月に続いて全試合でリードオフを務め、出塁率も.396(7位)と役割を果たした。左ヒザ骨折により4週間戦列を離れた松本剛(日本ハム)は、完治しないまま8月下旬に復帰。それでも月間打率.325でシーズン首位打者の座は明け渡さない。一方、リーグワーストは清宮幸太郎(日本ハム)の.127で、杉本裕太郎(オリックス)も.130と春先の不振に逆戻り。

●安打
1位 島内宏明(楽天) 37
2位 源田壮亮 (西武) 35
3位 デスパイネ(ソフトバンク) 31

 月間37安打を放った島内は、松本の戦線離脱中にシーズン安打数でも1位に躍り出た。14長打も最多だった島内とは対照的に、源田は35本中32本が単打だった。デスパイネは長打が6本のみと迫力に欠けたが、代わりに打率.316と確実性を発揮。野村勇(ソフトバンク)は16安打中9本が長打で、島内や山川穂高(西武)にも見劣りしないパワーを発揮した。
 
●本塁打
1位 山川穂高(西武) 7
2位 島内宏明(楽天) 6
3位 頓宮裕真(オリックス) 5
3位 中村剛也(西武) 5

 山川は8月も7本塁打を量産し、シーズン通算37本で相変わらずリーグトップ。8月26日のオリックス戦では、昨季16打数1安打と苦手にしていた山本由伸に特大の一撃を見舞った。頓宮はたった40打数で5ホーマーを放ち、12安打のうち7本が長打と自慢のパワーが完全開花しつつある。6、7月にノーアーチだった中村も本塁打5本と持ち味を発揮した。

●打点
1位 島内宏明(楽天) 21
2位 山川穂高(西武) 16
3位 デスパイネ(ソフトバンク) 15
3位 今宮健太(ソフトバンク) 15

 島内のバットの勢いは凄まじく、特に得点圏では月間打率.462の勝負強さ。本塁打のタイトルは安泰の山川だが、打点では猛追を受けている。デスパイネは7月までは計8打点だったが、8月には一気にほぼ倍の15打点を稼ぎ出した。

●盗塁
1位 周東佑京(ソフトバンク) 8
2位 髙部瑛斗(ロッテ) 6
3位 中島卓也(日本ハム) 5

 リーグ最多8盗塁を記録した周東は、失敗1のみと成功率も上々。目下盗塁王の髙部も同じく失敗は1つのみで、初タイトルへ向けて着実に上積みしている。ランク外では中川圭太(オリックス)が成功率100%で4盗塁。逆に盗塁死は中村奨吾(ロッテ)と福田周平(オリックス)の3がワーストだった。
 
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