二刀流スターの華麗なファインプレーが話題を呼んでいる。

　現地時間９月17日のロサンゼルス・エンジェルス対シアトル・マリナーズ戦で、大谷翔平が３番・指名打者兼投手で先発出場。投げては７回を107球、被安打３、無失点、８奪三振の好投を見せ、打っても２打数１安打で先制の二塁打を放ち、２対１での勝利に貢献した。大谷は今季13勝目を挙げ、規定投球回数まであと14イニングとし、規定打席と合わせた史上初のダブル規定達成へ、また一歩近づいた。

【動画】「彼はゴールドグラブも取りに来ている！」大谷翔平のファインプレーをチェック！ 　その大谷が守備でも魅せた。４回表、この回先頭のカルロス・サンタナに対して投じた初球134キロのスライダーは、鋭いスイングに合わせられてしまう。が、あわやセンター前へ抜けようかという打球に素早く反応した大谷は、これを見事にキャッチ。試合後、大谷は「適当に出したらグラブに入った」と事も無げに語ったが、先頭打者を投ライナーで仕留め、この回も難なく三者凡退で切り抜けた。

　この鮮やかな大谷のファインプレーに現地メディアも素早く反応。『The Athletic MLB』の公式ツイッターでは、「MVP賞だけでは、大谷翔平の肩書きには不十分だ。彼はゴールドグラブも獲りに来ている」と綴り、MLB公式も「大谷はすべてやってのけてしまう」と脱帽といった様子だ。

　史上初のダブル規定到達となる規定投球回数まで14イニング。さらにシーズン200奪三振まであと４K。これにゴールドグラブも――。さらなる偉業達成へ、あと３回の登板に要注目だ。

構成●THE DIGEST編集部
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