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快投で挙げた13勝目。大谷翔平は「自分が“価値”をもたらしているか?」という米記者の問いになんと答えた?

THE DIGEST編集部

2022.09.18

自らを援護し、13勝目を挙げた大谷。この日は、守備でも好プレーを披露した。(C)Getty Images

自らを援護し、13勝目を挙げた大谷。この日は、守備でも好プレーを披露した。(C)Getty Images

 現地時間9月17日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたシアトル・マリナーズ戦に「3番・DH兼投手」で先発出場。打っては2打数1安打1打点、投げては7回(107球)、被安打3、奪三振8、与四球1、無失点と好投。2対1でチームの勝利に貢献し、今季13勝目を挙げた。

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 安定したピッチングを披露した。1回表、「投手・大谷」は、先頭打者のJP・クロフォードに8球粘られたがショートゴロに打ち取る。続くタイ・フランス、カルロス・サンタナを、得意のスライダーで仕留め、空振り三振に。初回から三者凡退に抑える立ち上がりを見せた28歳は、その後も次々と凡打と三振の山を築いていく。味方の好守備にも助けられ、7回(107球)無失点でマウンドを降りた。

 自らを援護した。1回裏、一死一塁の場面で、相手先発右腕ジョージ・カービーと対峙した「打者・大谷」は、いきなり初球を弾き返す。ぐんぐん伸びた打球は、あと少しでホームランというレフトフェンス直撃の適時二塁打に。先制点を奪取し、チームの勝利を引き寄せた。

 試合後、『The Athletic』でエンジェルス番を務めるサム・ブラム記者は、大谷に興味深い質問をぶつける。「自分がリーグのどの選手よりも価値をもたらしていると感じているか?」と問われたサムライはこう答えたという。
 
「私は自分自身を評価するのは決して好きではありません。ひとつ言えることは、今年は昨年よりも全体を通して良いシーズンを送っているということです」

 今季も投打で活躍し、2年連続でのMVP獲得に期待が高まる大谷。MVP争いは、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)との一騎打ちが予想されているが、はたして最も“価値”のある選手の称号を手にできるか。

構成●THE DIGEST編集部

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