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「オオタニは前例のないことをやっている」大谷翔平の異次元な二刀流パフォーマンスにサイ・ヤング賞5回の伝説左腕も絶賛

THE DIGEST編集部

2022.09.22

MLBの伝説左腕R.ジョンソン(左)から絶賛された大谷(右)。(C) Getty Images

MLBの伝説左腕R.ジョンソン(左)から絶賛された大谷(右)。(C) Getty Images

 メジャーの伝説左腕が、稀代の二刀流を絶賛した。

 今季も二刀流でハイパフォーマンスを発揮し続ける大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)。ここまで、投手ではメジャー自己最多13勝(8敗)、防御率2.43、奪三振196。打者では打率.268、本塁打34、打点89。チームのプレーオフ進出の可能性が消滅したが、文句のない成績で連日ア・リーグMVP候補に名前が挙がっている。

 そんな二刀流について、メジャーの強打者を相手に22年間で通算618試合303勝の白星を積み重ねた伝説左腕、ランディ・ジョンソン(59)氏が「オオタニは、考えられないことを成し遂げている。ベーブ・ルース(ニューヨーク・ヤンキース)さえできなかったことをやっている」と絶賛した。
 現地時間9月20日、米スポーツのブックメーカー「VSiN」がツイッターに動画を公開。その中でジョンソン氏は、エンゼルスの投打で大車輪の活躍をしている大谷について言及。1918年ベーブ・ルース以来、104年ぶりに『2桁勝利&2桁本塁打』を達成したことについて「ベーブ・ルースはボストン・レッドソックスでピッチャーとしてプレーしていたが、ヤンキースに移籍してからスラッガーになった。オオタニは中5日で二刀流を実践している。彼はピッチャーとして試合に勝ち、バッターとしてホームランも打つという前例のないことをやっている」と、MLBのレジェンドと比較しながら、大谷の今季の出来を称賛。ここまでの成績に衝撃を受けていた。

 現在13勝の大谷は、現地時間9月23日に敵地ミネソタ・ツインズ戦に先発予定。規定投球回数(162回)まで、あと「14」。200奪三振まで、あと「4」に迫っている。果たして、今シーズンどこまで成績を伸ばすことができるのだろうか。MLB歴代3位となる5度のサイ・ヤング賞を獲得した名投手ですら、その一挙手一投足から目を離せずにいる。

構成●THE DIGEST編集部

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