ハイレベルな二刀流パフォーマンスに各方面から賛辞の声が止まない。今季も投打で奮闘を続ける大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)だ。
現地時間9月19日、米老舗スポーツ誌『Sports Illustrated』は、「2022年の二刀流がどれだけ歴史的か?」と題した記事の中で、大谷が今季ここまで残している記録や投打スタッツに注目。それらを振り返った上で、「エンジェルスのスーパースターが過ごしているのは、まさに唯一無二のシーズンだ」と改めて賛辞を送っている。
メジャー5年目の今季、打者として打率.268、34本塁打、長打率.536、OPS.894を記録している大谷は、投手としても図抜けた成績を残しており、自己最多の13勝(8敗)を挙げながら、防御率2.43、奪三振率11.92と躍動。記事内でも、「このまま安定した投球を続ければ、投打でリーグトップの成績を残した史上初の選手となる」と紹介された。 なお、今回取り上げられている記録は以下のとおりだ。
・史上初の「シーズン30本塁打&10勝」を達成
・史上初の「1番・投手」で開幕戦出場
・日本選手として初の2年連続30本塁打を達成
・日本選手として3人目の通算100本塁打(現在、松井秀喜の175本に次ぐ歴代2位の127本)を記録
・1900年以降、マウンドに上がる前に2度打席に立った唯一の先発投手
・1920年以降、「通算20三塁打&20勝」を記録した2人目の選手
・Statcastが計測開始した2015年以降、当時では左打者最速の打球速度119.1マイル(約191.7キロ)を記録 ※現在の左打者最速は、ピッツバーグ・パイレーツのオニール・クルーズが8月に記録した打球速度122.4マイル(約197.0キロ)
また、今季から導入された大谷ルール(投手として降板後もDHとして出場可能)について、「オオタニは野球界にかなりの影響を与えている」と指摘した同メディア。現在、盛り上がっているアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)とのMVP争いにも触れ、「我々はオオタニが残している2022年シーズンの偉大さを評価すべきだ」と主張している。
メジャーの舞台でも次々と記録を打ち立て、特異な存在感を放っている大谷。レギュラーシーズンも残り15試合となったが、まだまだ今後の戦いぶりに注目していきたい。
構成●THE DIGEST編集部
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【関連記事】13勝&34本塁打の“規格外”ぶりに最敬礼! 米識者が大谷翔平の凄みを熱弁「単なる最高じゃない。史上最高なんだ!」
現地時間9月19日、米老舗スポーツ誌『Sports Illustrated』は、「2022年の二刀流がどれだけ歴史的か?」と題した記事の中で、大谷が今季ここまで残している記録や投打スタッツに注目。それらを振り返った上で、「エンジェルスのスーパースターが過ごしているのは、まさに唯一無二のシーズンだ」と改めて賛辞を送っている。
メジャー5年目の今季、打者として打率.268、34本塁打、長打率.536、OPS.894を記録している大谷は、投手としても図抜けた成績を残しており、自己最多の13勝(8敗)を挙げながら、防御率2.43、奪三振率11.92と躍動。記事内でも、「このまま安定した投球を続ければ、投打でリーグトップの成績を残した史上初の選手となる」と紹介された。 なお、今回取り上げられている記録は以下のとおりだ。
・史上初の「シーズン30本塁打&10勝」を達成
・史上初の「1番・投手」で開幕戦出場
・日本選手として初の2年連続30本塁打を達成
・日本選手として3人目の通算100本塁打(現在、松井秀喜の175本に次ぐ歴代2位の127本)を記録
・1900年以降、マウンドに上がる前に2度打席に立った唯一の先発投手
・1920年以降、「通算20三塁打&20勝」を記録した2人目の選手
・Statcastが計測開始した2015年以降、当時では左打者最速の打球速度119.1マイル(約191.7キロ)を記録 ※現在の左打者最速は、ピッツバーグ・パイレーツのオニール・クルーズが8月に記録した打球速度122.4マイル(約197.0キロ)
また、今季から導入された大谷ルール(投手として降板後もDHとして出場可能)について、「オオタニは野球界にかなりの影響を与えている」と指摘した同メディア。現在、盛り上がっているアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)とのMVP争いにも触れ、「我々はオオタニが残している2022年シーズンの偉大さを評価すべきだ」と主張している。
メジャーの舞台でも次々と記録を打ち立て、特異な存在感を放っている大谷。レギュラーシーズンも残り15試合となったが、まだまだ今後の戦いぶりに注目していきたい。
構成●THE DIGEST編集部
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