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MLB

ジャッジと大谷翔平の歴史的MVP争いに現地記者もお手上げ!? 「オオタニには“異次元で賞”を送りたい」と“新賞”の訴えも

THE DIGEST編集部

2022.09.19

凄まじいハイパフォーマンスを披露している大谷(右)とジャッジ(左)。両者が繰り広げるMVP争いは、日々白熱している。(C)Getty Images

凄まじいハイパフォーマンスを披露している大谷(右)とジャッジ(左)。両者が繰り広げるMVP争いは、日々白熱している。(C)Getty Images

 怒涛の勢いで打ちまくり、三冠王にも迫る“怪物”か。はたまた、投打で異次元の成績をマークする唯一無二の二刀流戦士か。今季のアメリカン・リーグMVPの行方が例年以上に混沌としてきている。

 今季も多士済々の名手たちが活躍したア・リーグにあって、MVPを巡っては、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)と大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が一騎打ちを演じているのは、もはや周知の通りだ。

 ジャッジは夏場から打ちまくり、打撃成績も向上。現地時間9月18日のミルウォーキー・ブリュワーズ戦では5打数4安打、4打点、2ホーマーと固め打ち。往年の大打者であるロジャー・マリスが打ち立てたア・リーグの年間本塁打記録(61本)に2本差に迫る。さらに127を記録する打点はリーグトップで、打率(.316)も首位にわずか1厘差と肉薄。MLB史上18人目の三冠王も見えている。

 かたや大谷も際立っている。打っては34本塁打、89打点、長打率.534と活躍。現地時間9月18日のシアトル・マリナーズ戦では自己最多となる年間139安打をマークした。さらに「去年のシーズンよりいいシーズンになっている」と手ごたえを口にする二刀流戦士は投げてもエース級で、メジャーキャリア最多の13勝(8敗)をあげながら、防御率2.43、奪三振率11.92と図抜けたスタッツを残している。
 
 もはや、数字だけでは推し量れない。MVPの投票権を持つ全米記者協会の記者たちの野球観が問われていると言っていい。それほどまでに今季のMVPレースは熾烈だ。ゆえに現地メディアや識者たちからは、両雄に対してさまざまな意見が寄せられている。

 ドミニカ・メディア『Z101 Digital』のディレクターで、米メディア『ESPN』などにも寄稿しているヘクターゴメス氏は「私の(MVPの)お気に入りはアーロン・ジャッジだ。だが、ショウヘイ・オオタニには“異次元で賞”を送りたい」とユニークな表現で両者を絶賛。さらに日夜、MLBのあらゆるデータをまとめている『High Heat Stats』は、史上類を見ない激戦ぶりを次のように表現した。

「今年のアメリカン・リーグのMVP投票の素晴らしいところは、ジャッジとオオタニのどちらを選んでも間違いではないところだ。少なくとも我々は真剣に取り組んでいるすべての投票者を尊敬している。もうどっちが勝ってもおかしくはないんだ」

「どっちが勝ってもおかしくない」――。この言葉こそ、多士済々のア・リーグにあって今季のMVP争いがいかにハイレベルなのかを表現している。はたして、最後に栄冠を勝ち取るのはどちらなのか。興味は尽きない。

構成●THE DIGEST編集部

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