現地時間９月25日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地でのミネソタ・ツインズ戦に「３番・ＤＨ」でスタメン出場。第１打席のツーベースヒットで連続試合安打を自己最長タイの「11」に伸ばすなど、５打数２安打１打点を記録。エンジェルスも10対３で勝利し、対ツインズ戦の今季勝ち越しを決めた。

　この日のツインズの先発は、昨年までチームメイトだったディラン・バンディ。勝手知ったる相手に対して、大谷は第１打席からファウルで粘る。そしてカウント２－２で迎えた６球目、真ん中高めにきた４シームを鮮やかにはじき返してセンター前へ運び、11試合連続安打とした。

　３回の第２打席は低めを捉えて鋭いゴロを放つものの、ここはショートのカルロス・コレアの好プレーに阻まれて出塁ならず。だが、味方の猛攻もあって４回に早くも第３打席が回ってくる。
  　１死一、二塁の絶好のチャンスで大谷に対し、ツインズの２番手ロニー・ヘンリケスは、まずは３球続けてチェンジアップをインローへ。カウント２－１となったところで打って変わってアウトハイに投じられたシンカーに思わず大谷も手を出して、打球はまたもショートゴロになった。

　第４打席も初球打ちで内野ゴロに倒れた後、９回無死二塁で回ってきた第５打席。フルカウントから低めの99マイルを捉えて三遊間を抜き、この日２本目のヒットを放った。

　さらに９回には一挙５点を挙げるなど、エンジェルスが10対３と快勝。今季の対ツインズ最終戦を勝利で飾った。

構成●SLUGGER編集部