専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
MLB

大谷翔平が「ロケット!」な弾丸二塁打で日米最長18試合連続安打! エンジェルスは今季最長8連勝目前でまさかの敗戦

THE DIGEST編集部

2022.10.04

自己最長記録をまた更新する18試合連続安打をマークした。(C)Getty Images

自己最長記録をまた更新する18試合連続安打をマークした。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間10月3日、敵地で行なわれたオークランド・アスレティックス戦に「3番・DH」で先発出場すると、5回の二塁打で日米通じて自己最長となる18試合連続安打を記録し、4打数1安打1打点の活躍を見せたが、チームは延長10回サヨナラ負けを喫している。

【動画】火の出るような当たり! 大谷翔平が18試合連続安打を二塁打で飾る

 初回、ランナーを一塁に置いて回ってきた第1打席で、大谷はシンカーを2球続けてファウル。すると、相手先発のエイドリアン・マルティネスはスライダーで内角を激しくえぐる攻め方にシフト。3球目は見送ったものの4球目は思わずスウィングしてしまう。同時にスチールを仕掛けたランナーも二塁で刺され、ここは三振ゲッツーという結果になった。

 第2打席もボール球に手が出て空振り三振に終わったが、エンジェルスはその後にチャンスを作ると、ジョー・アデルのタイムリーで2点を先制する。そして5回1死一塁、ここまで自分のバッティングができていない大谷に3打席目が回ってくる。
 
 カウント1―1から外角のシンカーを強振した打球は、瞬く間に右中間を切り裂く二塁打に。これでキャリア最長の18試合連続安打を記録するとともに、今季95打点目を稼ぎだしている。打球速度117.2マイル(約188.3キロ)の強烈な当たりは、地元放送局で解説を務めているマーク・グビザ氏が「ロケットだ!」と興奮するほどの痛烈ライナー。大谷のパワーを感じさせる一打だった。

 先発パトリック・サンドバルは3回に1死満塁のピンチを作り、打者の背中にいく暴投シーンもあった。しかし、期待捕手のローガン・オーホッピーが決死の守備で死守。6回無失点6奪三振にまとめて後を託したものの、ジミー・ハーゲットが8回に2点、9回にはホゼ・キハーダも2アウトからピンチを作って降板し、アーロン・ループが同点打を許して延長戦に。

 エンジェルスはマイク・トラウトから始まる好打順だったものの、トラウトが三振に終わると、大谷は今季リーグ3位となる14敬遠で勝負を避けられる。ここで無得点に終わると、その裏にアスレティックスがサヨナラ打で5対4で試合をものにした。エンジェルスは今季最長の7連勝を目指したが、ブルペンが崩れて幻に終わった。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「ジャッジは甘い球が多いから打てる」は誤り。他の誰よりも“誤審”と戦いながら三冠王も狙う凄み

【関連記事】大谷翔平はノーヒットノーランならず。それでも米メディアは「地球最高のアスリート」「信じられない」と総立ち!

【関連記事】遅すぎた快進撃――。エンジェルスの不振は大谷翔平のMVPにも影響? 米記者が断言「ジャッジはすべてをやり遂げた」
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号