メジャーリーグは現地時間10月3日、フィラデルフィア・フィリーズが敵地のヒューストン・アストロズ戦に3対0で勝利。マジック1としていたプレーオフ進出を自力で決めた。これにより今季のプレーオフ出場チームの顔ぶれが両リーグとも出揃う形になっている。
<ア・リーグ>
・東地区優勝:ニューヨーク・ヤンキース
・中地区優勝:クリーブランド・ガーディアンズ
・西地区優勝:ヒューストン・アストロズ
・第4シード:トロント・ブルージェイズ
・第5シード:シアトル・マリナーズ
・第6シード:タンパベイ・レイズ
<ナ・リーグ>
・東地区1位:アトランタ・ブレーブス
・中地区優勝:セントルイス・カーディナルス
・西地区優勝:ロサンゼルス・ドジャース
・第4シード:ニューヨーク・メッツ
・第5シード:サンディエゴ・パドレス
・第6シード:フィラデルフィア・フィリーズ
※シード順位は10月3日時点
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今季から各リーグともワイルドカード枠が1チーム追加され、6球団ずつが出場となった。そのため、例年以上にプレーオフを巡る争いが激化していたが、ナ・リーグ東地区を除いた地区優勝チームは9月の段階で決定。唯一決まっていないナ東は、9月30日からの首位攻防戦でブレーブスがメッツに3連勝して逆転し、優勝マジック1が点灯している。
今回の出場枠増加に伴い、長らくプレーオフから遠ざかっていたチームにもチャンスが生まれた。その代表格がマリナーズで、2001年以来21年ぶり、北米4大スポーツワーストのプレーオフ連続逸に終止符を打った。そしてこの日決めたフィリーズも、ナ・リーグでは最長の11年連続で逃していたプレーオフ出場をついに射止めている。
一方、“不名誉”記録が移ることになったチームがある。ロサンゼルス・エンジェルスとデトロイト・タイガースだ。両チームとも2014年に地区優勝したのを最後にプレーオフ出場はなく、今季も大きく低迷。再建に舵を切って数年が経つタイガースは致し方無い面もあるが、エンジェルスは毎年チーム総年俸も上位にいながらこの体たらくは厳しいと言う他ない。
大谷翔平やマイク・トラウトといった球界の宝を擁しながらも、ベースボールが最も湧く季節にその姿を見せることができないのは、残念でしかないだろう。同地区内のパワーバランス、エンジェルスのチーム力を踏まえれば来季も苦戦は必至。果たして、この不名誉記録をストップさせるのはいつになるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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<ア・リーグ>
・東地区優勝:ニューヨーク・ヤンキース
・中地区優勝:クリーブランド・ガーディアンズ
・西地区優勝:ヒューストン・アストロズ
・第4シード:トロント・ブルージェイズ
・第5シード:シアトル・マリナーズ
・第6シード:タンパベイ・レイズ
<ナ・リーグ>
・東地区1位:アトランタ・ブレーブス
・中地区優勝:セントルイス・カーディナルス
・西地区優勝:ロサンゼルス・ドジャース
・第4シード:ニューヨーク・メッツ
・第5シード:サンディエゴ・パドレス
・第6シード:フィラデルフィア・フィリーズ
※シード順位は10月3日時点
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今季から各リーグともワイルドカード枠が1チーム追加され、6球団ずつが出場となった。そのため、例年以上にプレーオフを巡る争いが激化していたが、ナ・リーグ東地区を除いた地区優勝チームは9月の段階で決定。唯一決まっていないナ東は、9月30日からの首位攻防戦でブレーブスがメッツに3連勝して逆転し、優勝マジック1が点灯している。
今回の出場枠増加に伴い、長らくプレーオフから遠ざかっていたチームにもチャンスが生まれた。その代表格がマリナーズで、2001年以来21年ぶり、北米4大スポーツワーストのプレーオフ連続逸に終止符を打った。そしてこの日決めたフィリーズも、ナ・リーグでは最長の11年連続で逃していたプレーオフ出場をついに射止めている。
一方、“不名誉”記録が移ることになったチームがある。ロサンゼルス・エンジェルスとデトロイト・タイガースだ。両チームとも2014年に地区優勝したのを最後にプレーオフ出場はなく、今季も大きく低迷。再建に舵を切って数年が経つタイガースは致し方無い面もあるが、エンジェルスは毎年チーム総年俸も上位にいながらこの体たらくは厳しいと言う他ない。
大谷翔平やマイク・トラウトといった球界の宝を擁しながらも、ベースボールが最も湧く季節にその姿を見せることができないのは、残念でしかないだろう。同地区内のパワーバランス、エンジェルスのチーム力を踏まえれば来季も苦戦は必至。果たして、この不名誉記録をストップさせるのはいつになるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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