長いレギュラーシーズンもいよいよ残りわずか。そんな中、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)によるアメリカン・リーグMVP争いは、現地でも大きな論争の的となっている。
現地時間10月3日、米メディア『The Athletic』は、今季の個人タイトルに関する記事を掲載。2019年に米野球殿堂入りした名物記者のジェイソン・スターク氏が、各賞の有力選手を順位付けしており、ア・リーグMVPで、ジャッジの受賞を予想した上で、大谷との白熱したレース展開について自身の見解を改めて示した。
今季も二刀流として奮闘している大谷は、投手として15勝(8敗)、防御率2.35を記録し、打者としても打率.275、34本塁打、OPS.882。そんな偉才のパフォーマンスを受けたスターク氏は、「ショウヘイ・オオタニ賞」の設立を提案し、「彼のような選手を見たことがない。野球界だけでなく、どのスポーツにおいてもだ」と絶賛している。
また、「ショウヘイ・オオタニ賞」の設立については、「今年この賞が必要といえる特別な理由がある」と続け、「この地球上に彼のようなことができる人間は他にいないため、単純に毎年MVPを与えるだけになってしまう」と言及。今年のジャッジのように歴史的な選手がいたシーズンは特に、二刀流プレーヤーとの比較が困難だ。
一方、ここまでロジャー・マリス(ヤンキース)が1961年に樹立したリーグ記録に並ぶ61本塁打を放っているジャッジに対しては、「我々にとって一日に4、5回は、何をしていても中断せざるを得ないほどの稀有な存在」と称賛のコメント。「打席に立つ彼の大きな存在感に注目する必要があるからだ」と続けている。
今回、スターク氏が選んだア・リーグMVP予想の上位10名は以下のとおり。
1位 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
2位 大谷翔平(エンジェルス)
3位 ヨーダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ)
4位 フリオ・ロドリゲス(シアトル・マリナーズ)
5位 アンドレス・ジメネス(クリーブランド・ガーディアンズ)
6位 ホゼ・ラミレス(ガーディアンズ)
7位 ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)
8位 マイク・トラウト(エンジェルス)
9位 ボー・ビシェット(トロント・ブルージェイズ)
10位 ザンダー・ボガーツ(ボストン・レッドソックス)
構成●THE DIGEST編集部
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現地時間10月3日、米メディア『The Athletic』は、今季の個人タイトルに関する記事を掲載。2019年に米野球殿堂入りした名物記者のジェイソン・スターク氏が、各賞の有力選手を順位付けしており、ア・リーグMVPで、ジャッジの受賞を予想した上で、大谷との白熱したレース展開について自身の見解を改めて示した。
今季も二刀流として奮闘している大谷は、投手として15勝(8敗)、防御率2.35を記録し、打者としても打率.275、34本塁打、OPS.882。そんな偉才のパフォーマンスを受けたスターク氏は、「ショウヘイ・オオタニ賞」の設立を提案し、「彼のような選手を見たことがない。野球界だけでなく、どのスポーツにおいてもだ」と絶賛している。
また、「ショウヘイ・オオタニ賞」の設立については、「今年この賞が必要といえる特別な理由がある」と続け、「この地球上に彼のようなことができる人間は他にいないため、単純に毎年MVPを与えるだけになってしまう」と言及。今年のジャッジのように歴史的な選手がいたシーズンは特に、二刀流プレーヤーとの比較が困難だ。
一方、ここまでロジャー・マリス(ヤンキース)が1961年に樹立したリーグ記録に並ぶ61本塁打を放っているジャッジに対しては、「我々にとって一日に4、5回は、何をしていても中断せざるを得ないほどの稀有な存在」と称賛のコメント。「打席に立つ彼の大きな存在感に注目する必要があるからだ」と続けている。
今回、スターク氏が選んだア・リーグMVP予想の上位10名は以下のとおり。
1位 アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
2位 大谷翔平(エンジェルス)
3位 ヨーダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ)
4位 フリオ・ロドリゲス(シアトル・マリナーズ)
5位 アンドレス・ジメネス(クリーブランド・ガーディアンズ)
6位 ホゼ・ラミレス(ガーディアンズ)
7位 ホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)
8位 マイク・トラウト(エンジェルス)
9位 ボー・ビシェット(トロント・ブルージェイズ)
10位 ザンダー・ボガーツ(ボストン・レッドソックス)
構成●THE DIGEST編集部
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