ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が現地10月5日、今季最終戦となる敵地でのオークランド・アスレティックス戦に「3番・投手兼DH」で先発出場した。大谷は5回を投げ被安打1、6奪三振、1失点で降板。初回を三者凡退に抑えた時点で今季の規定投球回に到達し、MLB史上初となる投打‟ダブル規定到達”の偉業を成し遂げた。試合は2-3で敗れ9敗目となった。大谷は今季投手として、通算15勝9敗、防御率2.33、219奪三振をマーク。打者としては、打率.273、34本塁打、95打点を記録した。
この日の試合前までに今季の通算投球回数を161イニングとしていた大谷は、初回からアスレティックス打線を翻弄。4回までをパーフェクトに抑えた。5回、四球で初めてのランナーを出すと、二塁打と犠牲フライで先制点を与えたが、後続をしっかり断ち切った。
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大谷はこの回で降板となり、16勝目はならなかったが、史上初の偉業達成に現地メディアも大いに沸いている。現地放送局の「Bally Sports West」が公式ツイッターで「ショウヘイがまた歴史を作った」と讃えれば、大谷びいきの野球アナリスト、ベン・バーランダー氏も「レジェンド!」と投稿。
さらに、米データ社の「CODIFY」は、投球分析家のロブ・フリードマン氏の投稿を引用リツイートする形で、「たとえ彼が平均的な投手と平均的な打者だったとしても、これは驚くべきことだが、大谷翔平は、アメリカン・リーグで 4番目に優れた ERA+と4番目に優れたOPS+でその日を開始した」と、その驚異的なスタッツに注目。「それは完全に非常識だ」と驚愕している(ERA+は防御率が、OPS+はOPSが、リーグ平均(100)からどれだけ傑出しているかを示す指標。時代の異なる選手成績の比較にも用いられる)。
さらに同社はつづけて「投手と打者の両方の資格を得るために、1シーズンに十分なイニング数と打席数を達成した最初の MLB プレーヤーになることを想像してみてください。 ERA+で4位、OPS+で4位になることを想像してみてください。 大谷翔平は、歴史上誰にも負けないシーズンを送った」と、記録づくめとなった大谷の今シーズンを称えている。
ベーブ・ルース以来の104年ぶりの二桁勝利&二桁本塁打、史上初の200奪三振&30本塁打に加え、規定打席&規定投球回のダブル規定到達と歴史的なシーズンを送った大谷。最終戦は敗戦に終わったが、今季も二刀流スーパースターの健在を印象付けた。
構成●THE DIGEST編集部
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この日の試合前までに今季の通算投球回数を161イニングとしていた大谷は、初回からアスレティックス打線を翻弄。4回までをパーフェクトに抑えた。5回、四球で初めてのランナーを出すと、二塁打と犠牲フライで先制点を与えたが、後続をしっかり断ち切った。
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大谷はこの回で降板となり、16勝目はならなかったが、史上初の偉業達成に現地メディアも大いに沸いている。現地放送局の「Bally Sports West」が公式ツイッターで「ショウヘイがまた歴史を作った」と讃えれば、大谷びいきの野球アナリスト、ベン・バーランダー氏も「レジェンド!」と投稿。
さらに、米データ社の「CODIFY」は、投球分析家のロブ・フリードマン氏の投稿を引用リツイートする形で、「たとえ彼が平均的な投手と平均的な打者だったとしても、これは驚くべきことだが、大谷翔平は、アメリカン・リーグで 4番目に優れた ERA+と4番目に優れたOPS+でその日を開始した」と、その驚異的なスタッツに注目。「それは完全に非常識だ」と驚愕している(ERA+は防御率が、OPS+はOPSが、リーグ平均(100)からどれだけ傑出しているかを示す指標。時代の異なる選手成績の比較にも用いられる)。
さらに同社はつづけて「投手と打者の両方の資格を得るために、1シーズンに十分なイニング数と打席数を達成した最初の MLB プレーヤーになることを想像してみてください。 ERA+で4位、OPS+で4位になることを想像してみてください。 大谷翔平は、歴史上誰にも負けないシーズンを送った」と、記録づくめとなった大谷の今シーズンを称えている。
ベーブ・ルース以来の104年ぶりの二桁勝利&二桁本塁打、史上初の200奪三振&30本塁打に加え、規定打席&規定投球回のダブル規定到達と歴史的なシーズンを送った大谷。最終戦は敗戦に終わったが、今季も二刀流スーパースターの健在を印象付けた。
構成●THE DIGEST編集部
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