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「ワンマンショーだ!」15連敗を阻止した大谷翔平の12号2ランに米記者も熱狂! 二刀流での活躍を「当たり前だと思ってはいけない」【Playback“ショウタイム”2022】

THE DIGEST編集部

2022.10.15

ダイヤモンドを回りながら力強くガッツポーズを見せる大谷。チームの連敗脱出に貢献する大きな一発だった。(C)Getty Images

ダイヤモンドを回りながら力強くガッツポーズを見せる大谷。チームの連敗脱出に貢献する大きな一発だった。(C)Getty Images

 昨シーズンに続き2022年のMLBでも二刀流で話題が尽きなかった大谷翔平。今季も投打で圧巻のパフォーマンスを披露し、様々な金字塔を打ち立ててみせた。本稿では、そんな天才の活躍ぶりを『THE DIGEST』のヒット記事で振り返る。

 今回は自らのバットで豪快アーチを放ち、4勝目を掴み取ったボストン・レッドソックス戦を振り返る。14連敗と泥沼状態に陥っていたエンジェルスに火をつけたのは、二刀流スターだった。マウンドでも圧倒的な力を発揮した彼は、5回に逆転2ランを決めて15連敗を阻止した。

記事初掲載:2022年6月10日

―――◆―――◆―――

 今季初のリアル二刀流弾に現地も熱狂に包まれている。

【動画】連敗脱出へ自ら援護! 大谷が放った圧巻の12号2ランをチェック

 現地時間6月9日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたボストン・レッドソックス戦に「2番・DH兼投手」で先発。今季10度目の投打同時出場となったなか、打撃では逆転の12号2ランを放つなど、4打数2安打2打点1本塁打の大活躍を見せた。

 最大の見せ場は、1点ビハインドで迎えた5回無死一塁の場面だ。第3打席に入った大谷は、先発右腕ニック・ピベッタが投じた3球目の直球を強振する。勢いよく飛び出したその打球は、センターの頭上を越えてスタンドイン。“投手・大谷”を自ら援護する豪快アーチとなった。

 10試合ぶりに飛び出したこの一発には、現地も大興奮。エンジェルス公式ラジオ局のキャスターを務めるトレント・ラッシュ氏が、「ワンマンショーだ!」と公式ツイッターで反応。「オオタニの2ラン!エンジェルスが2対1で逆転。オオタニの12号だ!」と呟いている。

 さらに、“大谷マニア”として知られる米放送局『Fox Sports』のベン・バーランダー氏は、「これは驚くべきことだ。彼はマウンド上で圧倒し、本塁打を打っている。これを当たり前だと思ってはいけない」とツイート。改めて二刀流パフォーマンスの凄さを実感したようだ。

 なお、投げては7回4安打1失点の好投で今季4勝目をマーク。チームは5対2で勝利し、5月25日のテキサス・レンジャーズ戦から続いていた連敗は「14」でストップした。

構成●THE DIGEST編集部

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