メジャー5年目を終えた今季、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、投手として166イニングで15勝9敗、防御率2.33、219奪三振とハイスタッツを記録。打者としても打率.273、34本塁打、95打点、OPS.875と活躍し、「シーズン30本塁打&2桁勝利」、「投打ダブル規定到達」といった史上初の偉業を次々と成し遂げてみせた。
【動画】MVP争いは必然!? 打っては34本塁打、投げては15勝! 大谷翔平の2022年まとめをチェック しかし、こうした二刀流スターの奮闘も虚しく、現地時間10月5日に幕を閉じた今季のレギュラーシーズンでエンジェルスは、73勝89敗と負け越し。2015年以来、シーズン勝ち越しができておらず、アメリカン・リーグ西地区3位で8年連続のプレーオフ進出を逃した。この結果には、米メディアからも厳しい声が広がっている。
大谷の帰国会見があった18日、エンジェルスの課題について、「オオタニとマイク・トラウトというリーグ屈指の選手を擁しながら、負けを重ねていることだ」と指摘したのは、米メディア『Bleacher Report』。記事内では、「フィールド上で最近のチームが取り組んでいることに満足していない」と大谷の心情を分析した。
また、米放送局『CBS Sports』は、「オオタニが18年に加入して以来、エンジェルスは1シーズンで80試合より多く勝ったことがない」と報じた上で、「過去4シーズンのうち3シーズンで85試合以上負けており、例外はパンデミックによって短縮された20年シーズンのみ。この年の勝率は約43パーセントで、92敗ペースだった」とデータを紹介している。
加えて、米スポーツサイト『ClutchPoints』は、「またしても狂ったシーズンを送った」と大谷を高く評しながらも、「彼はチームの状況を変えたいと切望しているが、エンジェルスでは無理かもしれない」と記述。「スタースラッガー兼ピッチャーがチーム成績への不満を抱えたままでは、23年シーズンが不安でいっぱいだ」と懸念を示した。
レギュラーシーズン終了直前には、年俸調停を回避し、エンジェルスと1年3000万ドル(約43億4000万円)で契約を結んだ日本の偉才。 “大谷しか勝たん”という言葉が生まれるなど、チームとしてもどかしいシーズンが続いているが、果たして来季以降はどんなパフォーマンスが見られるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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大谷の帰国会見があった18日、エンジェルスの課題について、「オオタニとマイク・トラウトというリーグ屈指の選手を擁しながら、負けを重ねていることだ」と指摘したのは、米メディア『Bleacher Report』。記事内では、「フィールド上で最近のチームが取り組んでいることに満足していない」と大谷の心情を分析した。
また、米放送局『CBS Sports』は、「オオタニが18年に加入して以来、エンジェルスは1シーズンで80試合より多く勝ったことがない」と報じた上で、「過去4シーズンのうち3シーズンで85試合以上負けており、例外はパンデミックによって短縮された20年シーズンのみ。この年の勝率は約43パーセントで、92敗ペースだった」とデータを紹介している。
加えて、米スポーツサイト『ClutchPoints』は、「またしても狂ったシーズンを送った」と大谷を高く評しながらも、「彼はチームの状況を変えたいと切望しているが、エンジェルスでは無理かもしれない」と記述。「スタースラッガー兼ピッチャーがチーム成績への不満を抱えたままでは、23年シーズンが不安でいっぱいだ」と懸念を示した。
レギュラーシーズン終了直前には、年俸調停を回避し、エンジェルスと1年3000万ドル(約43億4000万円)で契約を結んだ日本の偉才。 “大谷しか勝たん”という言葉が生まれるなど、チームとしてもどかしいシーズンが続いているが、果たして来季以降はどんなパフォーマンスが見られるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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