百戦錬磨の"大投手"も、傑出した存在感を放つ大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)に賛辞を惜しまない。
昨季に続いて二刀流としてシーズンを戦い抜いた大谷は、投手としてキャリアハイの166イニングを投げ、15勝(9敗)、防御率2.33、219奪三振と躍動。さらに、打者としても打率.273、34本塁打、95打点、OPS.875をマークし、「シーズン30本塁打&2桁勝利」、「投打ダブル規定到達」と史上初の記録を次々と達成してみせた。
こうした活躍を受けて今回、改めて称賛を送っているのがボストン・レッドソックスなどで通算216勝を挙げたカート・シリング氏だ。現地時間10月20日、米ポッドキャスト番組『PBD Podcast』に出演し、「アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)も素晴らしい1年だったが、オオタニより価値のある人はいない」と主張している。
番組内ではさらに、大谷について、"野球の神様"ベーブ・ルース氏より優れていると指摘すると、「オオタニと近いことをした選手はいない」「最高の打者の一人であると同時に、最高の投手の一人だ」とコメント。さらに、投打ともに「彼はトップ10」と断言しており、そのハイパフォーマンスぶりを驚かずにはいられないようだ。 また、レギュラーシーズン終了直前には、年俸調停を回避し、エンジェルスと1年3000万ドル(約43億4000万円)で契約を結んだ大谷だが、「他の選手が3000万、4000万ドルを稼ぐのだから、彼の価値はその2倍だ」とシリング氏。「チームにとってどういう意味を持つか考えてみてほしい。1人で2人分のロースター枠を補填してしまうんだ」と熱弁している。
ただ、8年連続でプレーオフ進出を逃しているエンジェルスに対しては、シリング氏から厳しい言葉も。今季チーム最多となる40本塁打を放った主砲マイク・トラウトの活躍にも触れつつ、「2人の存在(大谷とトラウト)はアナハイムで無駄になっている。彼らがヤンキースにいたらと想像できるか?」と問いかけていた。
構成●THE DIGEST編集部
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昨季に続いて二刀流としてシーズンを戦い抜いた大谷は、投手としてキャリアハイの166イニングを投げ、15勝(9敗)、防御率2.33、219奪三振と躍動。さらに、打者としても打率.273、34本塁打、95打点、OPS.875をマークし、「シーズン30本塁打&2桁勝利」、「投打ダブル規定到達」と史上初の記録を次々と達成してみせた。
こうした活躍を受けて今回、改めて称賛を送っているのがボストン・レッドソックスなどで通算216勝を挙げたカート・シリング氏だ。現地時間10月20日、米ポッドキャスト番組『PBD Podcast』に出演し、「アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)も素晴らしい1年だったが、オオタニより価値のある人はいない」と主張している。
番組内ではさらに、大谷について、"野球の神様"ベーブ・ルース氏より優れていると指摘すると、「オオタニと近いことをした選手はいない」「最高の打者の一人であると同時に、最高の投手の一人だ」とコメント。さらに、投打ともに「彼はトップ10」と断言しており、そのハイパフォーマンスぶりを驚かずにはいられないようだ。 また、レギュラーシーズン終了直前には、年俸調停を回避し、エンジェルスと1年3000万ドル(約43億4000万円)で契約を結んだ大谷だが、「他の選手が3000万、4000万ドルを稼ぐのだから、彼の価値はその2倍だ」とシリング氏。「チームにとってどういう意味を持つか考えてみてほしい。1人で2人分のロースター枠を補填してしまうんだ」と熱弁している。
ただ、8年連続でプレーオフ進出を逃しているエンジェルスに対しては、シリング氏から厳しい言葉も。今季チーム最多となる40本塁打を放った主砲マイク・トラウトの活躍にも触れつつ、「2人の存在(大谷とトラウト)はアナハイムで無駄になっている。彼らがヤンキースにいたらと想像できるか?」と問いかけていた。
構成●THE DIGEST編集部
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