大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)に新たな“称号”が与えられた。
現地時間11月6日、「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏が自身のツイッター上で実施したアンケートで、二刀流の偉才は2022年MLBの「最もエグい投手」に選出された。
フリードマン氏が独断で厳選した投手たちによるトーナメント方式で行なわれた同アンケートにおいて、大谷の評価は図抜けていた。
まず、2019年オフに先発投手としては歴代最高額となる9年3億2400万ドル(約477億3000万円)の契約をニューヨーク・ヤンキースと締結したゲリット・コールを上回って“ベスト8”に駒を進めた大谷は、その後にエマニュエル・クラッセ(クリーブランド・ガーディアンズ)、サンディ・アルカンタラ(マイアミ・マーリンズ)を撃破。球界屈指の剛腕ジェイコブ・デグロム(ニューヨーク・メッツ)と対峙したファイナルでは、総数2万3137票のうち55.4%を獲得し、見事に栄冠に輝いた。
今季にメジャー自己最多となる15勝を挙げ、リーグトップの奪三振率(11.87)を記録した「投手・大谷」。日頃から打者として出場を続けながらのハイスタッツは、まさに規格外の一語である。ゆえにフリードマン氏のフォロワーが中心であるものの、ファン投票による今回の選出は必然と言えるのかもしれない。
ちなみにサイ・ヤング級の名うてたちよりも高く評価された結果について、フリードマン氏はファンからのリプライに返答する形で、こう論じている。
「アルカンタラはたしかに素晴らしい。おそらくナショナル・リーグのサイ・ヤング賞を手にするだろう。しかし、ショウヘイの奪三振率やwhiffレート(空振り率)を見てくれ。他にないエグさだ」
数多の投手たちを日夜分析し、評価し続けてきたフリードマン氏。そんな目利きをして、ここまで言わしめるのも「投手・大谷」の凄さを如実に物語る一例と言えそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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フリードマン氏が独断で厳選した投手たちによるトーナメント方式で行なわれた同アンケートにおいて、大谷の評価は図抜けていた。
まず、2019年オフに先発投手としては歴代最高額となる9年3億2400万ドル(約477億3000万円)の契約をニューヨーク・ヤンキースと締結したゲリット・コールを上回って“ベスト8”に駒を進めた大谷は、その後にエマニュエル・クラッセ(クリーブランド・ガーディアンズ)、サンディ・アルカンタラ(マイアミ・マーリンズ)を撃破。球界屈指の剛腕ジェイコブ・デグロム(ニューヨーク・メッツ)と対峙したファイナルでは、総数2万3137票のうち55.4%を獲得し、見事に栄冠に輝いた。
今季にメジャー自己最多となる15勝を挙げ、リーグトップの奪三振率(11.87)を記録した「投手・大谷」。日頃から打者として出場を続けながらのハイスタッツは、まさに規格外の一語である。ゆえにフリードマン氏のフォロワーが中心であるものの、ファン投票による今回の選出は必然と言えるのかもしれない。
ちなみにサイ・ヤング級の名うてたちよりも高く評価された結果について、フリードマン氏はファンからのリプライに返答する形で、こう論じている。
「アルカンタラはたしかに素晴らしい。おそらくナショナル・リーグのサイ・ヤング賞を手にするだろう。しかし、ショウヘイの奪三振率やwhiffレート(空振り率)を見てくれ。他にないエグさだ」
数多の投手たちを日夜分析し、評価し続けてきたフリードマン氏。そんな目利きをして、ここまで言わしめるのも「投手・大谷」の凄さを如実に物語る一例と言えそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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