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ジャイアンツ入団が破談した名手コレアがメッツへ電撃入団! 総年俸500億円を超える“超銀河系軍団”が爆誕へ<SLUGGER>

SLUGGER編集部

2022.12.21

身体検査で異常が見つかりジャイアンツ入団が白紙になったコレア。すぐさまメッツと契約した。(C)Getty Images

身体検査で異常が見つかりジャイアンツ入団が白紙になったコレア。すぐさまメッツと契約した。(C)Getty Images

 驚愕のニュースが飛び込んできた。ジャイアンツと13年3億5000万ドルで入団合意に達したはずのカルロス・コレアがまさかの契約破談。直後に12年3億1500万ドルでメッツ電撃入団が決まった。

 球界最強遊撃手との呼び声も高いコレアは、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)と並び今オフのFA(フリーエージェント)市場の目玉選手と位置付けられていた。今季プレーしたツインズやカブス、メッツが争奪戦に加わるなか、12月13日(現地)にジャイアンツ入りに合意。20日に入団会見が行なわれるはずだった。

 だが、その入団会見が突然中止になったことで、「身体検査で何か異常が見つかったのではないか」と話題を集めていたなか、水面下でジャイアンツとの契約は白紙に。これを聞きつけたメッツの大富豪オーナー、スティーブ・コーエンがハワイで休暇中だったにもかかわらずコレア側に接触し、文字通り電光石火でメガディールをまとめたのである。

 なお、メッツ移籍に伴い、コレアは三塁転向が決定。同じプエルトリコ出身で親友のフランシスコ・リンドーアと三遊間コンビを組むことになった。
 
 メッツは今オフ、サイ・ヤング賞3度のジャスティン・バーランダーをはじめ千賀滉大、ホゼ・キンターナ、デビッド・ロバートソンらを次々と補強。クローザーのエドウィン・ディアズ、1番打者のブランドン・ニモも大型契約で引き留めるなど怒涛の“爆買い”を展開していた。その総仕上げとして、コレアを獲得。これで来季の総年俸は約3億9000万ドル、実に500億円を超えることが決まった。

 コレア入団により、メジャー史上他に類を見ない“超銀河系軍団”が誕生。1986年を最後にもう35年以上もワールドチャンピオンから遠ざかっているメッツだが、来季は世界一最右翼候補として開幕を迎えることになりそうだ。

構成●SLUGGER編集部

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