2022年のNPBでは、さまざまな話題や出来事が生まれた。SLUGGER編集部が独断と偏見で選んだ「プロ野球10大ニュース」を紹介しよう。
●10位
秋山翔吾が広島で日本復帰
2020年からMLBでプレーしていた秋山だが、今季はメジャーでの出場がないまま6月にパドレスから戦力外通告されて帰国を決断。古巣の西武やソフトバンクも手を上げる中、「今までしたことのない経験が出来る」との理由で、新天地はセ・リーグの広島に決めた。だが、44試合で打率.265、5本塁打といまひとつの成績に終わり、来季の本領発揮が期待される。
●9位
現役ドラフトが初開催
埋もれている選手に一軍での出場機会を与えるため、選手会がかねてより要望していた現役ドラフトの導入が決定。12月9日に初めて実施された。もっとも、ドラフトに拠出する選手は球団側が選択するシステム。「これでは戦力外レベルの選手しか動かないのでは」との懸念もあったが、実際には陽川尚将(阪神→西武)のような実力派や、まさに趣旨に沿う「チャンスを欲しがっていた若手」である細川成也(DeNA→中日)が指名されるなど、まずまずの成果があった。チームを移った12人の来季の活躍が注目される。
●8位
異例の9球団がドラフト1位指名公表
新人ドラフトでは毎年、事前に1位指名選手を公表するチームがいくつかある。だが今年は、9月末に巨人が浅野翔吾(高松商)の指名を真っ先に宣言すると、それに追随するように1位指名を公言するチームが続出した。結局、阪神、DeNA、ロッテを除く9球団に上り、しかも全員異なる選手だった。目玉となる選手が不在で、他球団の動きを牽制するための戦略が多発した形だったが、「誰の名前が呼ばれるか分からないというドラフトの醍醐味が失われた」と嘆く声も聞かれた。
●7位
BIGBOSSフィーバーもむなしく……日本ハム9年ぶり最下位
15年以上も球界から離れていた新庄剛志が日本ハムの新監督に就任。登録名は「BIGBOSS」で、「優勝なんて目指さない」「今年1年はトライアウト」と従来の監督とは異なる発言を連発して話題となった。「勝敗を度外視する」との公言通りの采配の結果、9年ぶりの最下位。故障のジョン・ガントを除く支配下登録選手68人は全員一軍公式戦に出場するなど新旧交代を促進した一方、観客動員はリーグ5位の129万人と寂しい数字で、監督のパフォーマンスは人気増にはつながらなかった感も。
●10位
秋山翔吾が広島で日本復帰
2020年からMLBでプレーしていた秋山だが、今季はメジャーでの出場がないまま6月にパドレスから戦力外通告されて帰国を決断。古巣の西武やソフトバンクも手を上げる中、「今までしたことのない経験が出来る」との理由で、新天地はセ・リーグの広島に決めた。だが、44試合で打率.265、5本塁打といまひとつの成績に終わり、来季の本領発揮が期待される。
●9位
現役ドラフトが初開催
埋もれている選手に一軍での出場機会を与えるため、選手会がかねてより要望していた現役ドラフトの導入が決定。12月9日に初めて実施された。もっとも、ドラフトに拠出する選手は球団側が選択するシステム。「これでは戦力外レベルの選手しか動かないのでは」との懸念もあったが、実際には陽川尚将(阪神→西武)のような実力派や、まさに趣旨に沿う「チャンスを欲しがっていた若手」である細川成也(DeNA→中日)が指名されるなど、まずまずの成果があった。チームを移った12人の来季の活躍が注目される。
●8位
異例の9球団がドラフト1位指名公表
新人ドラフトでは毎年、事前に1位指名選手を公表するチームがいくつかある。だが今年は、9月末に巨人が浅野翔吾(高松商)の指名を真っ先に宣言すると、それに追随するように1位指名を公言するチームが続出した。結局、阪神、DeNA、ロッテを除く9球団に上り、しかも全員異なる選手だった。目玉となる選手が不在で、他球団の動きを牽制するための戦略が多発した形だったが、「誰の名前が呼ばれるか分からないというドラフトの醍醐味が失われた」と嘆く声も聞かれた。
●7位
BIGBOSSフィーバーもむなしく……日本ハム9年ぶり最下位
15年以上も球界から離れていた新庄剛志が日本ハムの新監督に就任。登録名は「BIGBOSS」で、「優勝なんて目指さない」「今年1年はトライアウト」と従来の監督とは異なる発言を連発して話題となった。「勝敗を度外視する」との公言通りの采配の結果、9年ぶりの最下位。故障のジョン・ガントを除く支配下登録選手68人は全員一軍公式戦に出場するなど新旧交代を促進した一方、観客動員はリーグ5位の129万人と寂しい数字で、監督のパフォーマンスは人気増にはつながらなかった感も。
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