現地時間1月1日、メジャーリーグの移籍情報を発信し続けている米専門メディア『MLB Trade Rumors』は、「エリートなポテンシャルを秘める(ロサンゼルス・)エンジェルスのローテーション」と題した記事を掲載。二刀流での快進撃が続く大谷翔平を含め、2023年シーズンの先発ローテーションを分析している。
【動画】球界屈指の巧打者アルトゥーベが苦笑い。大谷翔平の「魔球」をチェック 記事内では、9年ぶりのポストシーズン進出を目指すエンジェルスについて、「強みとして傾注しているのが、先発ローテーションであることは間違いないだろう」と指摘。その上で、ほぼ確定している5枠、大谷、タイラー・アンダーソン、パトリック・サンドバル、ホセ・スアレス、リード・デトマーズの寸評を行なった。
中でも、「二刀流のスーパースターに怪物的なシーズンが期待されている」と絶賛とともに紹介されたのは、もちろん大谷だ。22年シーズンは、166イニングで15勝9敗、防御率2.33、219奪三振をマーク。アメリカン・リーグのサイ・ヤング賞投票で4位となり、こうした投手成績には、「過去最高の年だった」と高評価が下されている。
また、大谷の登板間隔について、今年から中5日とする方針が示しているエンジェルスだが、「(開幕前に)先発6番手が加わる可能性は高い」との指摘も。その候補としては、 フリーエージェント(FA)のマイケル・ワカ、ジョニー・クエト、チーム内のチェイス・シルセス、グリフィン・キャニング、クリス・ロドリゲスが挙げられた。
記事の最後には、「エンジェルスにとって鍵は、このグループ、とりわけローテーション終盤に将来性があることだ」とした上で、「球界の最高と肩を並べるローテーションになるかもしれない」と期待が記されている。14年を最後に8年連続でポストシーズンから遠ざかっている同チームだが、今年こそ巻き返しを見せられるだろうか――。
構成●THE DIGEST編集部
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構成●THE DIGEST編集部
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