侍ジャパン

WBC会見で大谷翔平が記者を笑わせる。 村上宗隆ら初対面の選手には、どう接する?「年齢も上なのか、下なのか分からない」

THE DIGEST編集部

2023.01.06

背番号16をつけて登壇した大谷翔平は、いつも通り謙虚さを見せた。写真:滝川敏之

 1月6日、侍ジャパンの栗山英樹監督は、都内で開かれた記者会見で、大谷翔平をはじめ、ダルビッシュ有、鈴木誠也のMLB組に加え、令和初の三冠王に輝いた村上宗隆や、2年連続投手四冠の山本由伸、最年少で完全試合を達成した佐々木朗希ら12名を先行発表した

 その後、会見には、侍ジャパンユニホームを身にまとった大谷が登壇し、「優勝だけ目指して、勝つことだけ考えてプレーしたい」と抱負を述べた。終始、質問に対して丁寧に応えた二刀流戦士だが、彼らしく"謙虚さ"を全面に出し、記者の笑いを誘った場面もあった。

 アメリカへ渡り5年間MLBでプレーする大谷にとって、NPBで同じ期間を過ごした経験がない選手もいる。そんな「侍ジャパン」で初めて顔を合わせることに対して、「NPB見ても僕の知らない選手がたくさん出ている。おそらく代表の選手たちのなかにも僕の知らない選手もいると思う。まずはコミュニケーション」と語った28歳は、こう続けた。
 
「とりあえず話すこと。自己紹介からだと思います。年齢も上なのか、下なのかちょっと分からない選手たちもいると思うので、とりあえず最初は全員に敬語で入りたいと思います」

 2021シーズンはアメリカン・リーグMVPを獲得するなど世界最高峰レベルながら、常に謙虚さを見せる大谷はこの日も顕在だった。そんな「16番」を擁するサムライは、1次ラウンドでプールBに組まれており、中国、韓国、チェコ共和国、オーストラリアと対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

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