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「前例のない才能」大谷翔平は来オフにドジャースかメッツ入り!? 米メディアは「富と勝利のどちらかを選ぶ必要がない」と指摘

THE DIGEST編集部

2023.01.09

「勝ちたい」と何度も口にしている大谷。はたして2023年オフにFA移籍はあるのか。(C)Getty Images

 現地時間1月6日、米放送局『CBS Sports』は、2023年シーズン終了後にフリー・エージェント(FA)になる注目の10選手を列挙。その1位に大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)を選出すると、「オオタニはその筆頭だが、シーズン終了後に大金を手にする可能性があるのは誰か」と書き出し、ランキング形式で特集を組んでいる。

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 早くも去就を巡り、現地メディアでさまざまな憶測が飛び交っている。メジャー5年目の昨年は2年連続のアメリカン・リーグMVPこそ逃したものの、投手として15勝9敗、防御率2.33、219奪三振を記録し、打者としても打率.273、34本塁打、95打点と、またしても凄まじいスタッツをマークした。

 そんな大谷に関して同メディアは、「前例のない大金を得ようとしている前例のない才能」と表現。「投打ともに平均以上の選手」と称賛の言葉を並べると、「各球団はいくら払おうとしているのだろうか?」と問いかけ、「タイミングの悪い怪我でもしない限り、それは来年の冬にわかることだろう」と綴っている。

 また、「勝ちたい」と何度も口にしている大谷だが、「エンジェルスにその体制は整っていない」といい、もしFA市場に出た場合には、「(ロサンゼルス・)ドジャースと(ニューヨーク・)メッツが獲得に乗り出すだろう」と指摘。「つまり、オオタニは富と勝利のどちらかを選ぶ必要はないのだ」と寸評を締めくくった。
 
 なお、今回のランキングに選ばれた10名は以下の通りだ。

1位 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス) 
2位 マニー・マチャド(サンディエゴ・パドレス) 
3位 フリオ・ウリアス(ロサンゼルス・ドジャース) 
4位 アーロン・ノラ(フィラデルフィア・フィリーズ) 
5位 マット・チャップマン(トロント・ブルージェイズ) 
6位 ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス) 
7位 アーメッド・ロザリオ(クリーブランド・ガーディアンズ)
8位 リース・ホスキンス(フィラデルフィア・フィリーズ) 
9位 イアン・ハップ(シカゴ・カブス) 
10位 ハリソン・ベイダー(ニューヨーク・ヤンキース)

構成●THE DIGEST編集部

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