米球界で異彩を放つ二刀流の去就を巡るメジャー球団の思惑は途切れることがない。
ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、ストーブリーグでも連日のように米メディアを賑わしている。来年オフのフリーエージェント(FA)、またはシーズン中でのトレードなど、話題は尽きない。
新たに交わされる契約が5億ドルになるのではないかと報じられるなど、北米スポーツ界でも史上最高額のビッグディールが予想されているなかで、大谷を所属させられる球団はMLBの中でも、やはり限られるようだ。
現地時間1月21日、地元ロサンゼルスのエンジェルス専門サイト『Halos Today』が、今後二刀流スターとの契約可能な球団を紹介するトピックが伝えられている。記事のなかでは「ショウヘイ・オオタニを欲しがるだけでなく、彼と契約できる可能性のある球団は8つ」として、8球団を列挙している。
最初に挙がったのは、現所属のエンジェルスだ。「エンジェルスは彼を呼び戻すために何でもするだろう。ペリー・ミナシアンGMは、オオタニの復帰を望んでいることは明らかだ」と再契約の可能性は低くないと記している。
二番目は同じロサンゼルスを本拠地に置くナショナル・リーグのドジャース。同メディアは「期限前にトレードで獲得するか、来年オフに契約するかは別として、野球界では彼らがオオタニを長期的に獲得する候補球団だと考える人が多い」と見解を示している。
さらに、今月に入り移籍先候補として名乗りを挙げたとされているのが、サンディエゴ・パドレスだ。同じ日本人のダルビッシュ有が所属する球団は「ワールドシリーズを争うチームを作るためなら、どんなことでもやるという姿勢を示しており、オオタニはまさにそれを実現してくれるだろう」と綴っている。
そして、ニューヨークを本拠地とする両名門も名を連ねている。メッツはやはり、その豊かな財政基盤が武器として「オーナーであるスティーブ・コーエン氏は、取引を成立させるのにお金は障害にならないことを証明している」と述べている。一方、ヤンキースに対しても「お金を使うことに決して躊躇しないし、オオタニは間違いなくピンストライプがよく似合う選手だ」と見通しを立てている。
他にも、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ボストン・レッドソックス、シカゴ・カブスの球団名が並んでおり、いずれも「巨額オファー」を苦にしないとして、大谷の獲得は金額面以外のメリットが十分にあると指摘している。
果たして、2023年シーズン終了後、大谷がどんなシチュエーションに身を置くこととなるのだろうか。今回紹介された8球団のいずれかとの契約となるのか。それとも、別の可能性も今後生まれるのか。
今季はグラウンド外にも、多くの視線が28歳の日本人に向けられることになりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、ストーブリーグでも連日のように米メディアを賑わしている。来年オフのフリーエージェント(FA)、またはシーズン中でのトレードなど、話題は尽きない。
新たに交わされる契約が5億ドルになるのではないかと報じられるなど、北米スポーツ界でも史上最高額のビッグディールが予想されているなかで、大谷を所属させられる球団はMLBの中でも、やはり限られるようだ。
現地時間1月21日、地元ロサンゼルスのエンジェルス専門サイト『Halos Today』が、今後二刀流スターとの契約可能な球団を紹介するトピックが伝えられている。記事のなかでは「ショウヘイ・オオタニを欲しがるだけでなく、彼と契約できる可能性のある球団は8つ」として、8球団を列挙している。
最初に挙がったのは、現所属のエンジェルスだ。「エンジェルスは彼を呼び戻すために何でもするだろう。ペリー・ミナシアンGMは、オオタニの復帰を望んでいることは明らかだ」と再契約の可能性は低くないと記している。
二番目は同じロサンゼルスを本拠地に置くナショナル・リーグのドジャース。同メディアは「期限前にトレードで獲得するか、来年オフに契約するかは別として、野球界では彼らがオオタニを長期的に獲得する候補球団だと考える人が多い」と見解を示している。
さらに、今月に入り移籍先候補として名乗りを挙げたとされているのが、サンディエゴ・パドレスだ。同じ日本人のダルビッシュ有が所属する球団は「ワールドシリーズを争うチームを作るためなら、どんなことでもやるという姿勢を示しており、オオタニはまさにそれを実現してくれるだろう」と綴っている。
そして、ニューヨークを本拠地とする両名門も名を連ねている。メッツはやはり、その豊かな財政基盤が武器として「オーナーであるスティーブ・コーエン氏は、取引を成立させるのにお金は障害にならないことを証明している」と述べている。一方、ヤンキースに対しても「お金を使うことに決して躊躇しないし、オオタニは間違いなくピンストライプがよく似合う選手だ」と見通しを立てている。
他にも、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ボストン・レッドソックス、シカゴ・カブスの球団名が並んでおり、いずれも「巨額オファー」を苦にしないとして、大谷の獲得は金額面以外のメリットが十分にあると指摘している。
果たして、2023年シーズン終了後、大谷がどんなシチュエーションに身を置くこととなるのだろうか。今回紹介された8球団のいずれかとの契約となるのか。それとも、別の可能性も今後生まれるのか。
今季はグラウンド外にも、多くの視線が28歳の日本人に向けられることになりそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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