野球人である以上、球界屈指の強者には、"真っ向勝負"を挑みたいものなのだろう。来る3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に挑む韓国代表の左腕ク・チャンモが強い意気込みを口にしている。
昨季にKBOリーグで11勝をマークしたク・チャンモ。140キロ台後半の直球とコーナーに投げ分けられるスライダーを武器に、111.2回を投げて防御率2.10を記録。「超」が付くほどの打高投低傾向にある同リーグを考えれば、まずまず、いやむしろ上々の成績と言っていい。
そんな25歳の左腕は、日本代表、とりわけ大谷翔平との対決に並々ならぬ闘志を燃やしている。ポータルサイト『OSEN』をはじめとする複数の韓国メディアによれば、現地1月23日に開かれた会見でク・チャンモは「大谷とは実際に対決してみたい」と強調し、こう続けてみせた。
「何を投げるか? 男ならやっぱり直球勝負じゃないですか。大谷は投手としても、打者としても最高の選手なので、とにかく楽しみです」
リップサービスかもしれないが、「直球勝負宣言」はワクワクさせられる。そんな左腕はさらに「日本は僕にとって必ず倒したい相手」ともコメント。これは4年前のプレミア12の日本戦でリリーフ登板した際に、山川穂高に2ランホームランを打たれて逆転を許した経験をふまえてのものだ。
その屈辱の一戦からク・チャンモは韓国球界で確実に声価を高めてきた。昨年12月には起亜タイガースと7年132億ウォン(約14億5200万円)の大型契約を締結し、スターダムをのし上がった。ゆえに自信はある。「あの時の僕とはもう違う」と語る25歳は、「登板する機会があるなら絶対に日本からの雪辱を果たしたい」と凄んでいる。
はたして、ク・チャンモは日本戦でマウンドに立つのか、そして大谷には直球勝負を挑むのか。3月10日に幕開けとなる日韓戦への興味は尽きない。
構成●THE DIGEST編集部
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