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大谷翔平の“去就”報道が米メディアで過熱!MLB敏腕記者が言及した「エ軍にとって最大の脅威」と指摘した球団とは!?

THE DIGEST編集部

2023.02.02

大谷の去就に対する噂が絶えない。MLBの敏腕記者は同じロサンゼルスを本拠地にする名門球団を候補に挙げている。(C)Getty Images

大谷の去就に対する噂が絶えない。MLBの敏腕記者は同じロサンゼルスを本拠地にする名門球団を候補に挙げている。(C)Getty Images

 プロスポーツ史上最大のマネーゲームが、始まるのだろうか。

 大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は今シーズン終了後、MLB全30球団と交渉できるフリーエージェント(FA)となる。引き続きアナハイムと契約を延長するのか、それとも新天地へ戦いの場を移すのか。シーズン開幕前から、28歳の二刀流に注がれる関心は、MLBメディアを連日賑わせている。

 そのなかで、米老舗スポーツ誌『スポーツイラストレイテッド』のWebサイト『SI.com』は現地2月1日、大谷の去就に触れた記事を配信した。同記事には大谷の移籍先候補に、ロサンゼルス・ドジャース、サンディエゴ・パドレス、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ニューヨーク・メッツ、ニューヨーク・ヤンキースなど、豊富な資金を有する名門球団をはじめ、現所属のエンジェルスも列挙されていた。

 同メディアのノア・カムラス記者は「誰もが MLB 史上最高の二刀流プレーヤーと契約するために数百万ドルが投げ出されるだろう」と巨額のマネーゲームが近い将来展開されると見通しを示している。
 
 大谷の去就を巡っては、MLB専門局『MLBネットワーク』の敏腕記者ジョン・ヘイマン氏も気になる発言をしている。同氏は『SI.com』の記事のなかで、大谷の有力な移籍先はドジャースだと指摘し「彼らはオオタニを獲得するため、エンジェルスにとって“最大の脅威”であり続けている」と同メディアに語っている。

 ヘイマン氏の主張によると「オオタニはエンジェルスに残留する可能性は低い」と語り、「オオタニが2017 年にアメリカに来たときには、東海岸に行くことを周囲は反対していた。今回もだ」というエピソードを紹介している。

 同氏の見解に対し、カムラス記者は「もしそうなら、ドジャースにとって素晴らしいニュースになるだろう。特にオオタニが(アナハイムから)あまり遠くに移動したくないのであれば、ドジャースほど近い選択肢はない」と言及する。

 最後に同記者は「ドジャースファンにとって最も興味深いのは、オフシーズンにオオタニと契約する“最大の脅威“がドジャースであると、ヘイマン氏が述べたことだ」とMLBメディアを代表する敏腕記者の情報筋は信頼に値するのではないかと、記事を締めくくっている。

 これまで複数の米メディアでも移籍先候補に名前が挙がった西海岸の名門が、噂通り稀代の二刀流を引き抜くのか。それとも、今季で6年目を迎えた愛着ある球団に残留するのか。28歳の日本人の決断に、注目が集まっている。

構成●THE DIGEST編集部

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