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MLB

米放送局が“検証”! 大谷翔平争奪戦を巡るMLB全30球団をランク。「コレアに用意した3億1500万ドルよりも必要」という球団は!?

THE DIGEST編集部

2023.01.28

球界唯一の二刀流を貫く大谷の去就を巡る移籍先候補の話題は後を絶たない。(C)Getty Images

球界唯一の二刀流を貫く大谷の去就を巡る移籍先候補の話題は後を絶たない。(C)Getty Images

 メジャーリーグで異彩を放つ二刀流の去就に関する話題は、ヒートアップする一方だ。

 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む日本代表に選出されている大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は今シーズン終了後に契約満了を迎える。エンジェルスとの契約延長に応じなければ、28歳の日本人はフリーエージェント(FA)となり、MLB全30球団との交渉が可能になる。

 球界唯一の二刀流を貫く日本人の獲得を巡っては、巨額のマネーゲームが予想される。そうしたなかで、米放送局『FOX Sports』は「ショウヘイ・オオタニの獲得を巡るMLB各球団の契約可能性ランキング」と題した特集記事を配信。大谷獲得を狙うメジャー球団をランキング形式で予想した。

 栄えある1位(A)と予想されたのは、豊富な資金力を持つニューヨーク・メッツだ。そして、同等の評価ながら(B)とされたのは、エンジェルスと同じロサンゼルスを本拠地にするドジャースだった。

 同メディアはメッツについて「オオタニの契約には、カルロス・コレア(ミネソタ・ツインズ)を獲得するために用意した3億1500万ドルよりもはるかに多くを必要とするだろう」と予測し、次のオフシーズンに向け、同球団は最大のスターを確保するため意欲的になると記している。

 一方のドジャースについては「ウォーカー・ビューラーはまだ(右肘手術からの)回復途中であり、フリオ・ウリアスとクレイトン・カーショウはいずれも来季終了後にFAとなる見込み。ドジャースはオオタニの求めることは何でも提供する可能性がある」との見解を示した。
 
 3位には、ダルビッシュ有が所属するサンディエゴ・パドレスがランクイン。記事には「マニー・マチャドが来季オプトアウト(契約破棄条項)するか、球団がファン・ソトと長期契約を延長するつもりがない場合、間違いなくトップ選手である大谷に億単位のオファーをするには十分な動機がある」と言及している。

 4位にランクしたのは、メッツと同じニューヨークが本拠地のヤンキース。ワールドシリーズ優勝27回を誇る名門については「アーロン・ジャッジをピンストライプに留めただけでなく、左腕のカルロス・ロドンを獲得した。(大谷を)獲得すれば今後数年間、野球界で手も足も出ないトップローテーションが完成する」と夢のような先発ローテだけでなく、昨シーズン熾烈なリーグMVP争いを繰り広げたジャッジとの共闘に期待を抱いている。

 稀代の二刀流が行き着く球団は、はたしてどこになるのだろうか。なお、現所属のエンジェルスは15位にランクされ「もし彼らがアナハイムで日本のスターを残留させるチャンスを望むなら、エンジェルスは今年シーズンを勝ち越すことが必要である。今のところ、すべての兆候はオオタニが立ち去ることを指している」と残留の可能性は低いと指摘している。

構成●THE DIGEST編集部

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