ヤクルト期待のドラフト1位右腕が熱投を見せた。
沖縄県浦添市のANA BALL PARK浦添で春季キャンプ3日目を迎えたセ・リーグ覇者。この日のブルペンには、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に選出された高橋奎二が入った。他にも、“ライアン“こと小川泰弘、守護神候補の新外国人キオーニ・ケラが熱の込もった球を投げ込むなか、25歳のルーキーも負けていなかった。
MAX153キロを誇る社会人ナンバー1投手は、高橋の2つ隣でピッチングを始めると、キャッチャーを座らせてストレート、スライダー、カーブを中心に40球以上を投げ込んだ。
伸びのある真っすぐはキャッチャーから「ナイスボール!」の声が上がるほど、威力があった。だが、ときおり変化球が荒れる場面があり、近くにいた伊藤智仁投手コーチからアドバイスを受け、25歳のルーキーはじっと耳を傾けていた。
吉村の投球を見守った高津臣吾監督は「チームにもうまく入りこんでいるし、もっと目立っていい。今日の真っすぐは初日よりも全然いいと思いますし、日にちと練習量を重ねていけばもっとできると思う」とドラフト1位ルーキーに期待を寄せている。
社会人時代の東芝では、フォークとのコンビネーションで三振の山を築いた吉村。プロ初登板に向けて、今キャンプでは己の武器に磨きをかける。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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MAX153キロを誇る社会人ナンバー1投手は、高橋の2つ隣でピッチングを始めると、キャッチャーを座らせてストレート、スライダー、カーブを中心に40球以上を投げ込んだ。
伸びのある真っすぐはキャッチャーから「ナイスボール!」の声が上がるほど、威力があった。だが、ときおり変化球が荒れる場面があり、近くにいた伊藤智仁投手コーチからアドバイスを受け、25歳のルーキーはじっと耳を傾けていた。
吉村の投球を見守った高津臣吾監督は「チームにもうまく入りこんでいるし、もっと目立っていい。今日の真っすぐは初日よりも全然いいと思いますし、日にちと練習量を重ねていけばもっとできると思う」とドラフト1位ルーキーに期待を寄せている。
社会人時代の東芝では、フォークとのコンビネーションで三振の山を築いた吉村。プロ初登板に向けて、今キャンプでは己の武器に磨きをかける。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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