現地時間２月４日、MLB公式サイトが掲載した記事によると、ロサンゼルス・エンジェルスのペリー・ミナシアンGMは、メディアの取材に応じ、第５回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で日本代表入りしている大谷翔平のスケジュールについて言及。25日から始まるオープン戦で１試合先発した後、３月１日に日本へ出発するとの見通しを示した。

【動画】来オフの主役！投打で躍動した2022年の大谷翔平をまとめてチェック 　その中では、１月に球団売却を撤回したオーナーのアート・モレノ氏に関するコメントも。今季終了後にフリーエージェント（FA）となる大谷に対しては、長期契約を結ぶためにできることなら何でもやると考えられるようで、「我々は長い間、年俸総額でトップ10に入っている。だから、それが変わることはないだろう」と見解を明かしている。

　さらに、「過去２年間で、我々は２度の契約に合意することができたが、これは簡単なことではない」と続けると、「特に彼（大谷）のように優秀なプレーヤーはね」と言及。その後も、二刀流のハイパフォーマンスで米球界を沸かす背番号17との信頼関係について、「変わることはないだろう。この関係は素晴らしいものだと思う」と強調していた。

　また先週、米アリゾナ州でトレーニングを重ねている大谷と通話したというミナシアンGMは、３月８日に開幕するWBCでの起用方法に関して、「制限はない」とコメント。世界一を争う場での“二刀流”実現にも熱い視線が注がれる中、「彼が投打ともにプレーし、どれほど優れた選手であるのか、それを世界に示すことに期待している」と語った。

　2017年大会は怪我を理由に出場辞退し、意外にも今大会がWBC初出場となる大谷。開幕が近づいている至高の舞台では、果たしてどのようなパフォーマンスが見られるのだろうか。今から楽しみでならない。

構成●THE DIGEST編集部
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