侍ジャパン

キム・ハソンがWBC日韓戦へ向けて意気込み! パドレスの同僚ダルビッシュを「困らせたい」と冗談も

THE DIGEST編集部

2023.02.06

パドレスに所属するダルビッシュ(左)とキム・ハソン(右)。果たしてWBC日韓戦での同僚対決は実現するだろうか。(C)Getty Images

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)開幕まで残り1か月余り。世界一を決める祭典へ向けて徐々にムードが高まりつつある今大会だが、過去4大会と見比べても"史上最強軍団"と呼ぶにふさわしい陣容を揃え、優勝候補として世界からも注目度も高い日本代表には、"ライバル国の主軸"も警戒心を示している。

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 韓国の最大スポーツ紙『スポーツソウル』によると、現地時間2月4日、WBCの同国代表に招集されているキム・ハソン(サンディエゴ・パドレス)は、本拠地ペトコ・パークで開催されたファンフェスタに参加。メディアの取材に応じ、「ベストな体調でペースを上げていけば良い結果が出るだろう」と意気込みを語った。

 2021年シーズンからパドレスでプレーし、昨季は、ナショナル・リーグ遊撃部門のゴールドグラブ賞最終候補に残ったキム・ハソン。同僚のダルビッシュ有と対戦する可能性がある3月10日の日韓戦に向けては、「ダルビッシュが投げるときはいつも後ろで守っていたが、大会に出場して対決できるのは光栄なことだ」と話している。
 
 さらに、「ダルビッシュを困らせられるようにベストを尽くすよ」とユーモアを交えると、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)らを擁する日本代表の強力な陣容については、高く評価。「ワクワクしているし、優れた選手たちと対戦するのは楽しいことだと思う」と続け、「素晴らしい試合になるだろう」と見据えていた。

 09年の第2回大会以来、14年ぶり3度目の世界一を目指す日本代表。9日から始まる1次ラウンド「プールB」では、韓国、オーストラリア、中国、チェコと準々決勝進出を懸けて戦うが、果たしてどのような試合が繰り広げられるだろうか。熱戦に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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